カタスミ

『十三番目の人格ISOLA』貴志祐介著

ネタバレあり注意。


























多重人格物だと思って読んでいたら
幽霊物でござった…!

多重人格の少女に芽生えた
十三番目の凶悪な人格は
実は幽体離脱した時に肉体が死んでしまい
行き場を失った魂が
多重人格少女の中に居場所を見つけて入ったのでした。
みたいな話でした。

お話としては面白かったのですが
なんでホラーって最後いっつも
この悪夢は続く…みたいな終わり方するんでしょうね?
結局何の解決にもなってないって言うのが
すっきりしないんだよなぁ…
誰も幸せになってないと言う…

多重人格の話だと思ってたのに
幽霊だとかがメインになってくるので
ちょっと思ってたのと違う、ってなりました。
いや、面白いのは面白いんだけど。
前半と後半で毛色が変わっちゃうよね。
もうちょっと野村先生にも活躍してほしかったなぁ…

星4つかなぁ…と思いつつ
やっぱラストがなぁ~、って感じなので
星は3.5で。
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