カタスミ

『モルグ街の殺人・黄金虫』エドガー・アラン・ポー著

史上初の推理小説って言うので読んでみました。
以下ネタバレあり。



















『モルグ街の殺人』
史上初の推理小説って事で、どんなものか読みましたが
お…おお…って感じの話でしたw
面白いか面白くないかで選ぶなら面白くなかった^^;
母娘が無残な殺され方をするのですが、その悲鳴を聞いて
現場に辿り着いた人達の目撃情報を元に、
デュパンが推理を展開します。
が、結局の所犯人はオランウータンって事で
んなあほなwwwってなりましたわ~^^;
カミソリ持って逃げたオランウータンがそれ振り回して
上手い事人の頭と体切り離せますかねぇ~?
後遺体を煙突に突っ込むのも謎だわ…
推理した結果犯人はオランウータンだ!!って
いやぁ、ひっくり返るわぁ…
まぁ、史上初の推理小説だから荒削りなのは仕方ないのかな…?


『盗まれた手紙』
貴婦人が悪い大臣に都合の悪い手紙を握られて
不当な要求を続けられている為
デュパンが人肌脱ぐ話。
なんかホームズにも似たような話があったような…
結構影響されてるのかなぁ…?

『群衆の人』
あれ?もう全然覚えてない…^^;
奇妙な男の後を1日中付けていたら
結局元に戻った…とかいう話でしたっけ!?(知らんがな)

『おまえが犯人だ』
語り手の男が、
「みんなが一目おくグッドフェロウの友人シャトルワージが失踪し、
その甥が殺人の疑いで逮捕されるが、
結局の所グッドフェロウが犯人で、それを明るみにする為、
ワイン試飲会の際、ワインの箱にシャトルワージの遺体を仕込んで
グッドフェロウがワインの箱を開けたときにみんなに見えるように
細工しておいたのさ!」
って自慢げに語る話なのだが、
グッドフェロウがやたら良いやつって描写が多くて
まぁ、犯人はこいつだろうなぁ…とは思ったものの、
一番やべぇやつは、井戸に隠されたシャトルワージの遺体を
わざわざワイン箱に仕込む語り手の男じゃねぇの…?と思った話でした。

『ホップフロッグ』
童話みたいな話でした。
笑いに厳しい国王に雇われた道化師が
国王にいじられまくった結果、
ぶち切れて復讐して国王と大臣を全員殺して
おさらばするって話でしたw

『黄金虫』
黄金虫を見つけたルグランが
海賊の残したお宝をゲットするまでの紆余曲折。
暗号解読小説もこちらが史上初みたいですね。
暗号の解読の解説が事細かにするされていましたが
ふ~ん…という感じで割と読むのが面倒でした^^;
まぁ、お金持ちになれて良かったね…

そこまで面白くは感じなかったかなぁ…
普通に読めはしたので星は3つです。
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