カタスミ

ゴールデンスランバー(韓国版)

日本版のゴールデンスランバー視聴済み。
韓国版がカン・ドンウォン主演なのでずっと見たかった。
念願叶って鑑賞。以下ネタバレあり。
























小説も読んだ上で言いますと、
日本版の方に軍配が上がるかなぁ。
この映画単体だったら面白いんでしょうが
ゴールデンスランバー原作というのがあると
ちょっと違うような気がする。

ゴールデンスランバーは青柳君が逃げてる最中に
接触を持たずに晴子が助けてくれるのが良い点だったのに
晴子と接触持ってしまった地点でダメだよなぁ。
日本版には登場しない全然関係ない後輩を殺すのやめてw
無駄な犠牲を出すなと。
後キルオがただのおっさんになってしまっていて
キルオ役ドはまりの濱田岳は唯一無二の役者だわ…と思いました。
スナイパー役もただのイケメン兄ちゃんで
日本版の方が貫禄合って良かったなぁ。

全体的に配役は日本版の方が好きですね。
なんというかみんな個性が光ってる。
韓国版はどれも普通にいそうなので
リアリティ重視なのかしら。
今回はカン・ドンウォンも見事にもっさくて
あのパーマのせいかな?(笑)
整形大国のくせに整形オチ回避するのなんなんw
韓国版は華やかな芸能人の囲みで無実を訴え、
日本版では整形して別の人物になってこつこつと無実を訴えていく、
この辺見事にお国柄が出てるんじゃないかなぁ?

日本版(というか原作も)ではいろんな脇役達が
ちょっとずつ青柳君を手助けしてくれて
そういった人間関係の複雑なからみ具合が作品の魅力だと思うのだけど
そういうの全部省かれてて、ただのアクション映画って感じでした。
伊坂作品ではないよね。もう別ものだ。
映画としてはまあまあ楽しく見れましたが
ゴールデンスランバーとしては違うなぁ。

どうでもいいけど、挿入歌の人が桑田佳祐のものまねみたいで
ちょっと笑ってしまったw
星は3つ。
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