笑いごとじゃ済まない「スカイツリー・バカ」

４月１日はエイプリル・フール、いわゆる「４月バカ」というやつです。
今年も、NHKが公式ツイッターにジョークを掲載してお詫びするなど、日本ではなかなか定着しませんよね。


さて「バカ」といえば、今週の夕方のニュースでやっていた「スカイツリー・バカ」。
といっても、「めちゃ×２イケてる！」の学力テストではありません。
ネーミングのセンスに笑ってしまいましたが、ニュースの自体はまったく笑えない内容。


新名所のスカイツリーの見物客の傍若無人ぶりを取材した内容。
他人の迷惑なんて気にしない、自らの身の安全さえ気にしない行動の数々。
若者は、いつの時代も似たようなことをしているような気がしますが、年配の方の身勝手な行動には見ていて悲しくなってしまいました。取材クルーに注意されると逆ギレ。


大人の分別がなくなってしまったら、若者がああなってもしかたないかなとも思ってしまいます。
「むかしはオレも『やんちゃ』だったから・・」なんて、歳をとってから懐かしむように言うんでしょうかねえ。でも、やっていることは『やんちゃ』じゃ済まないことだらけ。

私の住んでいるところも、目の前にコンビニが出来てしまってから、傍若無人な人たちに悩まされ続けられていますので、スカイツリー周辺の住民の方の気持ちがよくわかります。


時効になった『やんちゃ』は、楽しい思い出として語るんじゃなく、当時迷惑をかけた人に詫びに行く、ボランティアをするとかして罪滅ぼしをしたほうがいいんじゃないでしょうか、テレビ業界や芸能人の皆さん。