50歳の育児日記

うつ状態になり休職、復職
子供の誕生、Uターン・・
50代を目前に授かった子供の育児を中心に日々の暮らしを綴ります

消費税増税法案採決に思う

2012年07月01日 | 最近のニュースにコメント
消費税増税法案、衆議院を通過しましたね。
税金は少ないにこしたことはない、でも必要ならば、しかたない・・・


随分前から、消費税などを上げて税収を確保しないと財政破綻すると言われてきました。
また、国の財政のあり方から、消費税率は何%が適当なのとか、結構前から議論していたような。


で、今回の衆議院での採決。
一番違和感を感じたのは、翌日の朝刊の地方面。
『神奈川県選出議員、4人反対(そんな感じの見出し)』
これは、次の選挙向けアピールにしか見えない、新聞で報道するようなことなんだろうか?


そこで思いました。
民主党は、前の選挙で『ムダを無くして税収を確保するから増税しなくてOK』って言ってました。
そして、事業仕分けをしました。でも、やってみたら思ったより支出が減らせない。
事業仕分けや他の方策が十分にできてなかった?
それとも、選挙前の見通しが甘すぎた?

もし、事業仕分けや他の方策が十分でないならば、議員さんはそこをしっかりやるべきだったよね。
採決で反対票を投じる前に、いくらでもするべきことがあったハズ。
政権とってから半年や1年ならまだしも、もう3年近く経ってます。
ホントに、やるだけのことやった?
もし、やるだけやって増税しなくちゃいけないんだったら、反対する理由なんかないですよね。
繰り返しますが、ホントにやるべきことやってたの?



そういえば、小泉政権とその後くらいに、経済成長を促せば増税なんかしなくても収支は改善する、いわゆる『上げ潮波』と呼ばれる議員さんや有識者がたくさんいましたね。
いま、どうしているんでしょう。あんまり『上げ潮』なんて言葉も聞かなくなりましたが。
経済成長を促すために規制緩和を大々的にやって、社会がいびつになって派遣切り、格差社会が拡大し、インサイダー取引とか当たり前になっちゃって。
全ては間違いとは言わない。反動で規制を強化して、バラマキ財政すれば、赤字が増えるだけだから。
『政治生命をかけて』なんて、よく聴きますが、政治家個人の職業または家業を懸けられたところで、失職するだけのこと。
『命をかけて』なんて、失敗して命を落とした政治家なんて聞いたことない。

なんだか政治がとてつもなく軽く、利己的になっちゃったような気がします。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿