10/10(土)公開『先生と迷い猫』本予告
しまった。
秋口から冬にかけて自分とこんちゃんがいろいろ忙しかったので映画チェックを怠っていたら見逃してしまった。
『先生と迷い猫』これとっても見たい感じなやつや。
イッセー尾形もたいまさこはいうまでもないが、猫のミー役はあの「かつえ」ちゃん。
「え?かつえちゃんって誰?」
あなた知らないの?『あまちゃん』で後半から夏ばっぱのおうちの猫として出てきたあの子ですよ。
映画の動画を見て、
「この子どこかで見たことある!」
やっぱり猫が好き 姉妹げんか
と感じたんだけど、最初、もたいまさこさんが出ているから、『やっぱり猫が好き』の↑サチコ↑かと思ったの。
でもまだ何かひっかかるな、と思っていたら、あまちゃんの「かつえちゃん」だったんだって!(すっきり)
あまちゃん当初から「演技派だな~」と思っていたのでしたが、なんと「先生と迷い猫」では、1匹ですべて演じきったんだって。
普通は2-3匹いるもんなんですってよ(あなごちゃんで人気の猫侍もそうだし)。女優よね~。
ちなみにこれは夏ばっぱが中で倒れているシーンで、かつえちゃんは夏ばっぱを心配そう(?)に見守っているんです。
演技派~。
(あなごちゃんもかわいいにゃ)
で、この映画は実話から創作されたもので、その実話っていうのが、埼玉県の話だったのです。
埼玉県さいたま市岩槻区(旧岩槻市)。このあたりは昔からなじみがある土地なので、俄然興味が沸き、原作(ミーちゃんを探して)を取り寄せました。
(『先生と迷い猫』も小説風になっていたんだけど、いずれ映画が見たいので、そっちはやめといた)
2日で読んだね。いやー。私、本を買うとそれで満足しちゃってなかなか読まないんだけど。一気読み。
内容はコミュニティ新聞のコラムのような感じなんだけど、身近な土地のことだし、
80年代から現代にいたるまでに起きた、犬猫をめぐる環境の変化は、自分でも経験しているから、
ああ、そうそう、そうだったそうだった、なんて懐かしみながら、今ではもう考えられないことだなあ、なんて、振り返ってみたり。
今や地域猫も生きるスペース(隙間)がなくなってきているけれど、
それ以前に消滅した、地域犬のくだりは、何度も読み返してしまった。
だって、似てるんだもの。
花子ちゃんオレコみたい 地域犬の太郎ちゃんと花子ちゃんの下りはこんちゃんとオレコに重なって昨夜は二人をぎゅうぎゅう抱き締めた
こんちゃんや
もともと次郎という地域犬がいて、あとから太郎ちゃんがやってきた。
地元の人たちが面倒を見て、かわいがられて、平和に暮らしてきたんだって。
そこへ花子ちゃんがやってきて、太郎ちゃんにくっついて歩いていたところ、
花子ちゃんは女の子なので子犬が産まれたら大変と、あちこちで邪険にされた。
怖い思いをしては、面倒をみてくれるなじみのお店に飛び込んで、
何かの下にもぐりこんでずっとブルブル震えていたんだって。かわいそうに。
そこで花子だけ意地悪されるのはかわいそうと、商店街で有志からカンパをつのり、
避妊手術をしてあげたんだって。それから太郎と花子ちゃんはずっと一緒にいて、
花子ちゃんは太郎が亡くなるまでずっとそばにいたそうな。
ひとりになってからは、避妊手術をしようと立ち上がってくれたお店にずっといて、
お店の人がお出かけ(通院)すると、あとを追って走っていく。
そして病院の前でずっと待っていて、一緒にお店に帰るんだって。
それ読んだらもう、じんわり来ましたよ、涙腺に。
地域犬のような形ではないからあれだけど、花子ちゃんはオレコと一緒だわ。
私にはわかる。きっとオレコも同じようにしたに違いない。
地域犬についてはほんのわずか数ページだというのに、気付くと私は、何度もそこだけを読み返してました。
それからオレコとこんちゃんをぎゅうぎゅう抱きしめて、寝ました。
「最後まで読むと号泣」とどこかに書いてあって「やだな」と思って、
最後まで読まないでおこう、と、思っていたんだけど読んでしまい、
そしてその時は号泣しなかったんだけど、今、思い出して、じわじわっと涙来てます。
いろんな面でいい時代になったとは思うけれど、あの、地域犬や地域猫が、
ちょっとした隙間と空間に、人びとの愛情や連携をもって、のんびりと暮らせていた時代は、
今の時代にはないすべてがあると思うし、できればそのころに戻りたいくらい。
まあ、今、現実的にそういう暮らしをすると、動物がかわいそうなことになるので、できないけれど。
それもまたずい分昔だけど、バリやタヒチで見た、
地域犬や猫たちの生き生きした様子、表情を思い出す。
観光地として出来上がったハワイやオーストラリアとは違う、
ほんとの楽園みたいな雰囲気だった。
あんなような世界が少し、日本の商店街にもあったんだけどなあ。
今も探せばどこかにあるのかもしれないけど、犬猫を害虫みたいに感じて扱う人が、
やっぱりいつの時代もいて、その人たちが思い立ってしまうと、本当に害虫みたいに駆除しちゃうから、
おそろしいことだと思うし、なんと貧しい時代なんだろうと思う。
難しい問題だし、ここで答えを探すのはやめておくけど。
マメシバ一郎シリーズの撮影地 埼玉県さいたま市岩槻区のお話とあっては捨て置けませぬ 映画見たかったなぁ もたいまさことイッセー尾形 黒澤明の ノラや みたい
映画で演じてたのは「あまちゃん」で夏ばっばの飼い猫かつえ役を演じたドロップちゃん 通常何匹か交代制のところ一匹で全編演じきったそうな かわいい
地域猫のみならず地域犬もいたんだぜ おおらか岩槻区 最後は号泣って聞いたから今日は27ページまでにしときますね おやすみぷりん
隙間とか、余白とか、なんにもないとか、ほんとに大事だね。
しまった。
秋口から冬にかけて自分とこんちゃんがいろいろ忙しかったので映画チェックを怠っていたら見逃してしまった。
『先生と迷い猫』これとっても見たい感じなやつや。
イッセー尾形もたいまさこはいうまでもないが、猫のミー役はあの「かつえ」ちゃん。
「え?かつえちゃんって誰?」
あなた知らないの?『あまちゃん』で後半から夏ばっぱのおうちの猫として出てきたあの子ですよ。
映画の動画を見て、
「この子どこかで見たことある!」
やっぱり猫が好き 姉妹げんか
と感じたんだけど、最初、もたいまさこさんが出ているから、『やっぱり猫が好き』の↑サチコ↑かと思ったの。
でもまだ何かひっかかるな、と思っていたら、あまちゃんの「かつえちゃん」だったんだって!(すっきり)
あまちゃん当初から「演技派だな~」と思っていたのでしたが、なんと「先生と迷い猫」では、1匹ですべて演じきったんだって。
普通は2-3匹いるもんなんですってよ(あなごちゃんで人気の猫侍もそうだし)。女優よね~。
ちなみにこれは夏ばっぱが中で倒れているシーンで、かつえちゃんは夏ばっぱを心配そう(?)に見守っているんです。
演技派~。
(あなごちゃんもかわいいにゃ)
で、この映画は実話から創作されたもので、その実話っていうのが、埼玉県の話だったのです。
埼玉県さいたま市岩槻区(旧岩槻市)。このあたりは昔からなじみがある土地なので、俄然興味が沸き、原作(ミーちゃんを探して)を取り寄せました。
(『先生と迷い猫』も小説風になっていたんだけど、いずれ映画が見たいので、そっちはやめといた)
2日で読んだね。いやー。私、本を買うとそれで満足しちゃってなかなか読まないんだけど。一気読み。
内容はコミュニティ新聞のコラムのような感じなんだけど、身近な土地のことだし、
80年代から現代にいたるまでに起きた、犬猫をめぐる環境の変化は、自分でも経験しているから、
ああ、そうそう、そうだったそうだった、なんて懐かしみながら、今ではもう考えられないことだなあ、なんて、振り返ってみたり。
今や地域猫も生きるスペース(隙間)がなくなってきているけれど、
それ以前に消滅した、地域犬のくだりは、何度も読み返してしまった。
だって、似てるんだもの。
花子ちゃんオレコみたい 地域犬の太郎ちゃんと花子ちゃんの下りはこんちゃんとオレコに重なって昨夜は二人をぎゅうぎゅう抱き締めた
こんちゃんや
もともと次郎という地域犬がいて、あとから太郎ちゃんがやってきた。
地元の人たちが面倒を見て、かわいがられて、平和に暮らしてきたんだって。
そこへ花子ちゃんがやってきて、太郎ちゃんにくっついて歩いていたところ、
花子ちゃんは女の子なので子犬が産まれたら大変と、あちこちで邪険にされた。
怖い思いをしては、面倒をみてくれるなじみのお店に飛び込んで、
何かの下にもぐりこんでずっとブルブル震えていたんだって。かわいそうに。
そこで花子だけ意地悪されるのはかわいそうと、商店街で有志からカンパをつのり、
避妊手術をしてあげたんだって。それから太郎と花子ちゃんはずっと一緒にいて、
花子ちゃんは太郎が亡くなるまでずっとそばにいたそうな。
ひとりになってからは、避妊手術をしようと立ち上がってくれたお店にずっといて、
お店の人がお出かけ(通院)すると、あとを追って走っていく。
そして病院の前でずっと待っていて、一緒にお店に帰るんだって。
それ読んだらもう、じんわり来ましたよ、涙腺に。
地域犬のような形ではないからあれだけど、花子ちゃんはオレコと一緒だわ。
私にはわかる。きっとオレコも同じようにしたに違いない。
地域犬についてはほんのわずか数ページだというのに、気付くと私は、何度もそこだけを読み返してました。
それからオレコとこんちゃんをぎゅうぎゅう抱きしめて、寝ました。
「最後まで読むと号泣」とどこかに書いてあって「やだな」と思って、
最後まで読まないでおこう、と、思っていたんだけど読んでしまい、
そしてその時は号泣しなかったんだけど、今、思い出して、じわじわっと涙来てます。
いろんな面でいい時代になったとは思うけれど、あの、地域犬や地域猫が、
ちょっとした隙間と空間に、人びとの愛情や連携をもって、のんびりと暮らせていた時代は、
今の時代にはないすべてがあると思うし、できればそのころに戻りたいくらい。
まあ、今、現実的にそういう暮らしをすると、動物がかわいそうなことになるので、できないけれど。
それもまたずい分昔だけど、バリやタヒチで見た、
地域犬や猫たちの生き生きした様子、表情を思い出す。
観光地として出来上がったハワイやオーストラリアとは違う、
ほんとの楽園みたいな雰囲気だった。
あんなような世界が少し、日本の商店街にもあったんだけどなあ。
今も探せばどこかにあるのかもしれないけど、犬猫を害虫みたいに感じて扱う人が、
やっぱりいつの時代もいて、その人たちが思い立ってしまうと、本当に害虫みたいに駆除しちゃうから、
おそろしいことだと思うし、なんと貧しい時代なんだろうと思う。
難しい問題だし、ここで答えを探すのはやめておくけど。
マメシバ一郎シリーズの撮影地 埼玉県さいたま市岩槻区のお話とあっては捨て置けませぬ 映画見たかったなぁ もたいまさことイッセー尾形 黒澤明の ノラや みたい
映画で演じてたのは「あまちゃん」で夏ばっばの飼い猫かつえ役を演じたドロップちゃん 通常何匹か交代制のところ一匹で全編演じきったそうな かわいい
地域猫のみならず地域犬もいたんだぜ おおらか岩槻区 最後は号泣って聞いたから今日は27ページまでにしときますね おやすみぷりん
隙間とか、余白とか、なんにもないとか、ほんとに大事だね。