患者さまからいただいた感謝のことば(臨床検査技師)

臨床検査技師として理学療法士の先生方と業務する中で、患者さまと会話しています。そんな患者さまのつぶやきを話します。

こんなんで…動脈硬化わかるの?

2016-09-23 05:12:24 | 病気
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1F生理機能検査を担当していました

お逢いした患者さんの言葉は…

【え?こんなんで…動脈硬化わかるの?】でした

この患者さんは
以前から 少し歩いたら 足が【疲れる】【しびれる】など… 症状を感じておられました

大抵の患者さんは
医師から 【病気】だと告げられるのが怖い…という思いがある

しかも【重症】ならなおさら言われたくないだろう


また…あまり病院にくることがない人にとって…
病院にある精密検査機器は見るものすべて 驚きなのではないでしょうか

この患者さんが発した言葉…【え?こんなんで動脈硬化わかるの?】もその中の一つの驚きに過ぎません

確かに【左右の上肢下肢に血圧計】【胸に心音計】【両手首に心電図】を着けて得られる情報から 動脈硬化がわかる…

本当に不思議でしょう

さて、人の体は…
上肢よりも下肢の方が血圧は高い

でも状態が悪くなると 高かった下肢の血圧は低下していく…(動脈が硬化する)

そして得られた脈波の波形振幅も低下してくる


ちなみに…
この男性患者さんは
左足の症状【だるさ】を抱えており 歩いても すぐに疲れるため 休憩休憩…

休憩ばかりしていたらしい…

それほど下肢の状態は良くないものでした
(動脈硬化は進んでる、または悪化した状態でした)
今後、おそらく手術になるだろう…と思います

大半の患者さんは
悪い状態を言われるのが怖いため…