長井さんの件でのミャンマー政府への対応と人質になっているという横国大生らしい人の件でのイラン政府への対応は、とりあげられているのだろうか?近頃思うのだが。時代なのか地域なのか、学生時代は人命第一という雰囲気にもっと浸っていたような気がする。中・高・大に、兵士として戦場に駆り出された経験を持つ教師が1人(たぶん)ずついて、授業中ふとそのことを語った授業が2人は1度、1人はもっと多い回数あった。中学は普通の教師・高校は非常勤(定年後の?)・大学は定年の年齢がかなり上だったが、ああいう人達はいつごろ引退されたのだろう。みんな授業上手でした。あの人達の授業で眠ったことはない。あの人達が担当していた科目は理系も文系もあるが、苦手意識は持ったことがない。ほんっとに戦争は嫌だった・戦後日本に戻って焼け野原だったけどずっとましだった、という気持ちは共通していた。あの人達の世代は青年期以降も仕事も希望もあふれた時期を過ごし、同年輩の男性の人数も少なかったから、たぶんとてももてたと思う。何よりも戦場よりずっとましだと思いながら生きていたんじゃないかなあ。故・宮澤喜一元首相は、戦争時代を体験した政治家としての責任感を感じておられたが。「ぶつかることも多いが、とにかく、生きてるんだ」とう感じでさばさばしたあのおじさん達が漂わせていた、雰囲気というか空気というかオーラというか…。言葉に置き換えるのが無理そうな、単純な希望というか、不思議なわくわく感。あれを感じさせてくれる年長者と知り合うことがなくなった。的確に伝える能力が私にあったとしても、ぴしっと切り捨てられそうな感覚ではありますが。う~ん。この年になって思い出すと、さらにいい感じ。ちょっとパワーアップしたような。まあ、私にとっておまじないみたいなものなのかも。