トラカリコン!

「虎・借り・コン!」。虎の威を借りた狐。虎の威を借りて吠える狐が私…。虎が何であるかは、本人にもわからない。

コメントをお願いいたします。

矢部宏治著「日本人はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」を読んだ方からの、憲法改正についてのコメントをお待ちしています。 コメント受付用記事 のアドレス http://blog.goo.ne.jp/kanra-toriko/e/a08c500525a4ba2e568012c53edbaa6f

解散かあ…。

2007-10-03 21:18:51 | 政治や経済
前回の衆院解散総選挙っていうのが無駄な感じだった。なんたって、「郵政民営化の是非を問いたい!」と一部の政治家が呼びかけ一部の有権者がそれに応じたみたいで。(あ。「一部」って単に「全部じゃない」という意味です。「比較的少数の」というニュアンスはありません)あげくに、教育基本法を変えるとか防衛庁を防衛省にするとか、「いや、そんなこときいてませんから」という件が次々に俎上に載せられていった。あの頃に、年金だの給油だの環境だのをやってほしかった!さっさと解散して今の国民の意向を反映させた国会を、というのはいいことなのだろう。でも、なんだかなあ…。銀行員の転勤は、突然告げられるそうだ。東京勤務の人が、「3日後から大阪勤務ね」となる。悪事やミスの痕跡を消し去る猶予を与えないのも、メリットで。悪事やミスではなくても、担当者が替わると、仕事のやり方などが劇的に改善されるきっかけになるかもしれない。異動が頻繁にあることでのコスト(ある業務のメンバーが替わるから、ばたばたしたり)は生じるが、その吸収をルーティン・ワークの一環に整備してあるはずだ。そんな例からしても、解散総選挙で民主党政権(自民党以外が担当するなら今はここになるんだろう?)になるのは、いいことだと思う。でも、落ち着かないねえ…。結果、また自民党-公明党が与党になるかも。選挙がものすごい無駄な気がする。民主党政権になるとしたら? それで、また与党の事務所費問題が延々と国会で議論されたりしてしまうのだろうか。政権交替がすごく不毛な感じ。いったい、国会って億単位の支出に見合うだけのものなのか? 市町村を合併させて数を減らしたんだから、ある程度の期間の後(市町村の合併が実質的に終わる頃ということだが。昭和の会津若松人が、明治時代を基準によそ者かどうかを区別するのを聞いたことがあるので。私のような歴史の浅い郊外育ちには考えられないほどの時間を要するかもしれない…)に、国会議員の数を減らすと決めておいていいよなあ。

そういえば政治って何だっけ?

2007-10-03 21:18:26 | 政治や経済
生き残った沖縄の人達が嘘を残そうとしてきたとは思えない。「従軍慰安婦」問題についても思ったんだけど。証拠がないから、そういう事実があったとは言えないというのは、裁判ならルールだけど、政治ではどうなんだろう。戦時の軍隊だよ? 今ののんびりした生活を送っている人達よりずっと感覚や思考回路が研ぎ澄まされていたことだろう。やばいことやってるなという自覚があってしっかりしていたら、証拠は残さないんじゃないだろうか? 「後世の判断に委ねよう」とは思わないだろうに。政治は、裁判や経済活動や市場調査やプロモーションなどの手法を際限なく採り入れていくのだろうか。それなら、政治家を減らして各分野の専門家を増やしとけ、って思うのだが。そういう置き換えが許される職業ではないはず。その理由は何だったか…。

連帯責任?

2007-10-03 21:16:38 | 政治や経済
先日、社会保険庁にもいると思われる、まともな職員を他と十把ひとからげに扱うのに反対、というようなことを書きましたが。舛添(9月に「桝」と誤記しました)厚労大臣が、年金着服事件に関連して、市町村職員を見下したと受け取れる発言をして、着服がなかった自治体の首長達から抗議されているそうだ。同じ職場の人が悪事を働いたら、たとえろくに話したことがなかろうが犬猿の仲だろうが、職場のメンバーとして外部に向かわなければならない。ちなみに…。私の地元じゃない某市役所の出先機関で「市役所の窓口が担当だ」とたらい回しされ、市役所の該当窓口職員に「事務所で答えるべき件ですね。だからあいつらだめなんだ…そんなだから市民の方々に馬鹿にされてしまうのに。」と言われたことがある。私、ねぎらってもらった、のだろうか? 淡々と事務的に話しただけなのになあ。所属は違えど組織は同じ。私と不満を共有するのではなく、私に詫びる(まあ、もともとの用件も市役所に行く手間もたいしたものではありませんでした)のが筋ではないか?と周囲に話したのだが。同年輩で(これはけっこうポイントかも)、民間企業育ちばかりの顔ぶれではみんな私と同意見なので、議論にならなかった。でも、今回は。地方公務員という共通点はあるけど、組織は違う(それこそ、給与とか採用方法も違う)。「うちはそんなことしてないんだから、一緒にしないで!」って怒っても当たり前なんでは? ただでさえ忙しい大臣なのに、どうして無駄なけんかを売るのだろう。まあ、抗議した首長達も深追いはしないことだ。ただ、誤った点を明確にしたクレームを大臣につけておかないと。感情的な非難の応酬は、仕事の場にはふさわしくないと思うの。社会のレベルをあまり下げないでいただきたい。なんかねえ…。日本ってこんなにかっかとした所だったかなあ?…って、そういえば最近思うんだ。