老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

茂(しげ)さん

2008-12-28 22:43:38 | Weblog
福井県に「東尋坊」という自殺の名所がある。 

地名の由来は、
恋の恨みを買って此処から突き落とされた僧の名前だそうだ。
そんな謂われのある地名など捨ててしまえば良いのにと思う。

東尋坊では、
過去十年間で257人の自殺者がでた。

11月17日TV朝日放映の
「東尋坊 命の番人」はとても良い番組だった。
「死んだらあかんよ」
とボランティァで必死に自殺防止活動に励む
元警察官の茂幸雄氏のドキュメンタリー。
茂さんは162人の命を救ったという。 

ボランティアを始めた動機は、
東尋坊で自殺しようとしていた夫婦を
その時は思い留まらせたが、
帰宅後、
七カ所の行政機関にたらい回しにされた挙げ句
「死ぬならどうぞ」といわれ、
結局、その夫婦は自殺してしまった事によるという。
社会不安や人間不信が自殺志願者の背中を押す。

その東尋坊で11月以降、
派遣社員の自殺志願者が急増しているという。

「死んだらあかんよ」
という茂さんの声が残響のように響いている。

給料

2008-12-28 13:11:58 | Weblog
サービスとは応用だと思う。

私は、二階で仕事をしている。
玄関のチャイムが鳴ると、
立つ前に返事をしていたが聞こえない事が多いようで、
私が玄関に着くまでに再度押す人がいた。
そこで、
今は階段を降りながら返事をするようにしている。

ドアの開け方で訪問者が判る。
宅配業者はドアを開けずに待っている。
ガス屋や隣組の人達は「早くしろ」
と言わんばかりに、
ドアを開けて仁王立ちで待っている。
但し、洗濯屋のおばさんだけはしおらしい。

今日は、
日曜日なのに種々雑多な郵便物30通の配達があった。
しかも、
ポストではなく玄関まで届けてくれた。
年末の特別配達かと思ったら、
2通の速達を届けるついでに
普通郵便も届けてくれたのだ。

国鉄や電話・煙草など、
政府の民営化政策も好感をもって見てきたが、
郵政民営化でもサービスが良くなって来ている。
民営化で、「誰から給料を貰っているのか」
がやっと解ってきたのかも知れない。

危ない

2008-12-28 00:09:19 | Weblog
年末の道路は危険に満ちている。

車を運転して、
お店の駐車場から舗道を越えて
国道へ出ようとした。
右を見て左を見て、
車が途切れたのを確認して、
アクセルを踏んだ瞬間、
左から舗道を自転車が
勢いよく来るのが目に飛び込んできた。
「危ない!」
と思って咄嗟にブレーキを踏んだ。
自転車の主は若者だったので、
難なくよけるように私の車の前を横切って行ったが、
私は冷や汗が出た。

自転車の主は、
私が舗道の手前で停まっていたから、
出て来ないと思ったのだろう。
自転車を見落とした私の不注意。
危ない!危ない!

車を運転していると、自転車が危ないが、
自転車に乗っていると車が危ない。
前述のような事もあるので、
信号の無いような交差点で、
自転車で車と交錯する時は、
車の運転手の目を見るようにしている。

相当なお年寄りが、
ふらふらしながら自転車に乗っているのを見かける。
あれは危ない。
自転車にも年齢制限が必要かも知れない。