老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

天皇が飲んだ水

2008-12-04 00:20:46 | Weblog
ブログ仲間よりのエピソード 

その1 
昭和天皇がかつて外国の要人と食事をした際、
当時まだ海外の要人と食事をすることが少なかった天皇は
洋食のテーブルマナーに精通していたわけではなかったため、
フィンガーボールに入った水を
飲むための水と勘違いして飲んでしまった。
するとその海外の要人は、
何事もなかったかのように
自分もフィンガーボールの水を飲んだ・・・。

その2 
昔、アフリカの未開発国の王族が、
格式を重んじるイギリスを訪問し、
当時のエリザベス女王が開く晩餐会に招待された時の話です。 
王族は、
テーブルにセットされているフィンガーボールの水を
指先を洗うものとは知らず、飲んでしまったそうです。
ところがそれを見たエリザベス女王は、
彼が恥をかくことのないように自分も飲み干したそうです。

私も知らずに飲んでしまった苦い経験がある。
その時は、先輩に笑われたが、
これが、マナーの真髄ですよ先輩。わかりましたか。
こういう時は、注意するのではなく、自分も飲むのですよ。
しかし、私には飲む勇気はない。