老麗・美しく老いる

「美しく老いる」を余生の目標として、そのあり方を探る。

ペットの喪中葉書

2008-12-19 22:39:51 | Weblog
今年は、ペットの喪中葉書をいただいた。

葉書の表面下半分に
「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」
とあったから、懇意の方だったので、
一瞬「えっ!聞いていなかった」と思った。
ところが
「十六年という歳月を共に過ごした甲斐犬のソラン・
空子が五月五日にみまかりました」
とあり、
「私たち二人にとって大切な家族の一員でありました」
とあった。
お二人にはお子さんがいない事は承知していた。
裏面は、全面、生前の愛犬の写真だった。

この辺の農村部には、
菩提寺の墓地の他にも畑のあちこちに墓地がある。
わが家でも私が知っているだけで三箇所にあった。

何年か前に、
わが家で子供達が大事にしていた
愛犬・金子ジョンが亡くなった時、
その内の一つである畑の中の墓地に
金子ジョンの亡骸を埋めた。
明治生まれの母親から
「人間と畜生を一緒にするもんじゃあねぇ」
とひどく怒られた。

21世紀日本。子供が激減して、ペットが増えている。