福島の誇れるものとは?

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今年もりんごの生育は順調。

2013年07月08日 19時04分44秒 | 日記
今年もりんごの生育は順調のようです。昨年9月にブログで掲載したりんご園へ日曜日に放射線量計測器を持ち込み、同じ場所で計測してみました。地表で0.55マイクロシーベルトでした。20分ほど動かさず計測していましたが、数値はそれ以上上昇しませんでした。昨年9月に測定した時は下記の文章を掲載しました。
                       
                           記

福島市の瀬上町付近のりんご園を散策しました。青々した美味しそうなりんごが順調に成長していました。除染をしたのかどうか周囲を見渡すと除染土壌を保管しているくぼ地が見当たりません。樹木下の雑草を刈り取ってあるのはわかりました。

以前にテレビで除染作業映像を視た通り高圧洗浄水とブラシで表皮を削ったのがりんご園の除染作業だったようです。やはり表土を10センチはがすことはしなかったようです。

放射線量を測定すると地表から1m付近のりんごでは0.72マイクロシーベルト、地表付近では1.03マイクロシーベルトでした。

農協は出荷する際、正確にりんごの放射線量を測定し、放射線量ゼロのりんごしか出荷しないと宣言して欲しいものです。そうしなければ私は今年もりんごを友人や子供たちに贈ることはできません。実際りんご園を測定すると表土付近の線量が高いことに驚きました。来年までに汚染土壌を処理する施設ができなければ根本的な解決にはなりません。
                                                (完)

今回は地表の数値が1.03から0.55まで下がっているのがわかりました。今年こそ放射線量ゼロのりんごしか出荷しないと宣言して欲しいものです。安全許容値以内に計測値が収まっているから安全だと宣言するようでは山形、長野、青森産りんごとの競争に今年も負けてしまいます。

6月末から雨が適当に降りましたので順調に大きく育っているようです。


計測中に雨が降ってきましたのでピンボケの写真になってしまいました。



ところで都内に住む友人からスーパーを訪れても今や福島産の農作物を見ることはないと聞きました。スーパーの担当者にその理由を聞いてみると子供を持つ親御様や消費者から「何故福島産の農作物を置くのだ? 安全だと言われてるが今でも福島産キノコは販売されていない。福島県内の山菜も放射能汚染のため出荷停止になっているのだから、福島産の農産物は放射能の影響を受けていないとは言えないではないか?より安全な他県産の農作物を揃えるべき。」との声や投書を無視するわけにはいかず、現在は仕入れをしていないとの回答だったそうです。

震災当初は福島復興を助けようと福島産の野菜なども仕入れたそうですが、度重なるコメの放射線量汚染による出荷停止報道の影響で消費者は足を向けなくなったそうです。多分福島産の野菜を置いても売れないので今後も販売を見合わせるそうです。

福島県農家の悩みは深いです。しかし、安全な農作物を消費者に届けるために放射能除去剤を散布したり最善の努力をされている方もいらっしゃいます。放射能ゼロを目指して努力するしかないのでしょうか?


下記のような記事が最近でも他県でニュースになるようでは福島産農作物への信頼回復はほど遠いですね。汚染されたシイタケの原木を早く高島市は処分すべきでした。2011年のシイタケ原木を今になって話題にするほうがおかしいのでは?高島市と福島市もややこしい!滋賀県高島市です。

放射性セシウム:福島産シイタケの原木から検出 未出荷で影響なし /滋賀

毎日新聞 2013年06月25日 地方版


 県は24日、福島県産のシイタケの原木から放射性セシウムを検出したと発表した。シイタケは出荷されておらず、健康上の問題はないとしている。原木は、JAマキノ町が農家から引き取って倉庫で保管しており、購入先の卸業者と返品交渉を続けている。

 原木は2011年4月、高島市内のシイタケ農家がJAを通じて京都市内の業者から購入した約2000本。林野庁からの情報提供を受け、県が同年12月、放射能濃度を検査。暫定基準値以下だったが、県の要請で農家は出荷を自粛していた。

 更に、県が今月4~11日、原木からおがくずを採取して再検査したところ、最大で1キロ当たり204ベクレルの放射性セシウム134、同137を検出した。高島市は保管先の倉庫周辺で空間線量を計測したが、同市内の他の地域とほぼ同じで異常は認められなかった。
                                                
                                                   途中省略



放射能ゼロの安心安全な福島産野菜や果物を都会のスーパーで早く見たいものです。







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