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マスコミが医療用マスク不足を煽っている!

2020年02月02日 06時33分13秒 | 日記
  • 下記のような記事が昨日も新聞に掲載されていました。

新型コロナウィルスによる肺炎拡大を受け、医療機関向けのマスクが品薄状態になっている。患者との接触が多い病院や消防は普段から備蓄しているが、納入が難しくなっているという。足元での感染拡大に備え、「長引けば確保できるのか」と懸念が高まる。

神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)では、平常時の使用量で約10日分のマスクと、微粒子の吸入を防ぐN95マスクを備蓄する。同病院は感染指定医療機関で、多くの患者を診察する可能性があることから、さらに1週間分の確保を目指す。「爆発的に感染が増える可能性も否定できず、備えは必要。でも、うちだけが持ちすぎてもいけない。調整が難しい」

 医療機関向けのマスクを生産する「メディコムジャパン」(同区)には、1月23日ごろから注文が殺到した。通常は1日10ケースの受注だが、最大千ケースまで急増。担当者は「新型肺炎の全容がはっきりと分からず、医療機関が備えとして注文を増やしているようだ」と分析する。

 中国・上海市の工場をフル稼働するが、現地の需要に対応するため、同市がマスクの輸出規制をしているといい、日本への供給時期は未定。在庫も少なくなり、新規受注を停止している状況だ。(完)

世界のマスク生産量の半分を中国が生産しています。その中国が日本含めて各国へ医療用マスクを発注しているのですから、中国が医療用マスクの輸出を一時停止するのは当然でしょう。国内の新型コロナウィルスの罹患者と医療機関関係者のために増産しようとしていますが、原料の不織布生産も春節の影響で生産が滞っています。現状、短期間での大規模増産は不可能と推察できます。

次に2018年のマスク生産量から日本のマスク不足現状を分析してみます。

国内マスク生産量は約55億枚でした。そのうち44億枚が輸入、11億枚が国内生産でした。医療用マスクは9億9千枚ですので全体量の18%を占めています。このうち国産と輸入の割合はわかりませんが、年間医療用マスク在庫量は1億5千4百万枚でした。

現在の国内医療マスクひっ迫は中国人観光客の爆買い、国内医療機関の在庫量積み増しのための大量発注に起因していると思われます。14億の中国人が一斉に医療マスクを求めたら世界から医療マスクは消し飛んでしまうことでしょう。今後、マスクを忌避していたヨーロッパ、米国でもマスク装着が義務づけられたとしたら、ほんとうに医療マスクは希少価値製品になってしまうことでしょう。

一般マスクでは飛沫を防ぐことができますが、ウィルスを防ぐことは難しいのですから「N95」マスクを入手しようとする人の気持ちもわかります。しかし、この状況が3ケ月も継続するならば、上述した在庫枚数を考えれば入手難に陥るのは火を見るよりも明らかです。やはり、一般国民は人込みを避ける、中国人観光客の多い地域を訪れないこと、咳をしている人から2m以上離れるなどしか今回の新型コロナウィルス対策は思いつきません。

春節が終了し、里帰りした在住中国人の方が日本に戻ってきます。その中の少数の方は罹患してると推察します。しかも水際検査をすり抜ける恐れもあります。やはり、外出の際は衣類へのウィルス除去スプレー、アルコール消毒、こまめな手洗いが必要と思われます。

スーパーへも買い物客の少ない時間帯を選んで訪れることを奨励します。

不幸中の幸いというのは子供への感染が一例も報告されていないのです。ところで、ウィルスに罹患した場合でも日本の医療技術も信じましょう。全快されて退院した方もおられるのです。そして、死者は一名も発生していないのです。

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マスク不足  (もののはじめのiina)
2020-02-27 10:05:56
マスク不足が深刻な状況になりました。

コロナウイルスに過剰反応だというものの蔓延が広まっています。

福島にはまだ感染者がいないようですが、必要ならばティッシュでマスクでマスクを作ってください。

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もののはじめのiinaさんへ (かんちゃん)
2020-02-27 11:12:54
コメントありがとうございます。ティッシュッペーパーでマスクを作る方法参考になりました。マスクのストックがなくなった場合に試してみます。
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