週刊文春から引用)
そのとばっちりは、体操界の至宝、内村航平選手にも及び、あちこちから批判の声が噴出しているという。
体操協会幹部が語る。
「内村は千恵子さんと同じ長崎県出身。直也氏に憧れて中学卒業後に上京し、朝日生命体操クラブに入りました。
ところが大学進学を巡って明大を勧める塚原夫妻の意に反し、彼は日体大を選んだ。それで挾を分かつことになったのです。
現在、内村はNTCを練習拠点にしているのですが、今年の春先、千恵子氏は『2020』の女子選手が優先だという理由で練習に来ていた内村を追い出したのです。
内村は怒り心頭で鞄を投げつけて出て行ったそうですが、因縁があるとはいえ、世界王者に対してその扱いはないでしょう」
もう少し説明すると、塚原夫妻はともに日体大卒業。しかし、何らかの事情により二人とも日体大嫌い。
田中理恵をいじめて本人の意に反して引退させたのも、彼女が日体大だからだとうがった見方もあります。
そして塚原夫妻が息子直也を入学させたのは明治大学だったのです。直也にあこがれて朝日体操クラブに入った内村はてっきり明治大学へ入学するものと夫妻は考えていました。
しかし、内村は彼の父親が卒業した日体大を選択したのです。このことから夫妻と内村の関係にひびが入ったようです。
自分たちの意のままにならない内村は夫妻にとって怒りの対象でしかないことは納得できます。しかし、世界の金メダリリストをNTCから追い出す権利は女子強化部長にはないと思われます。
目障りな奴が練習しているのが気にいらないから、女子選手優先という理由をつけて追い出した千恵子氏は批判されるべきでしょう。
これをパワハラと言わずしてなんと言うのでしょうか?第三者委員会は内村氏からもヒアリングするようですからアウトですね。
それと風水や占いで女子体操選手が着用するのレオタード色を千恵子氏は試合当日一人で決めていたようです。女子体操選手は何着もレオタードを持参しなければならなかったという証言も得ています。
こんなことを長年見逃してきた体操協会幹部の責任は大きいですね。