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公費高齢者!

2020年08月27日 12時17分03秒 | 日記

75歳以上の方は後期高齢者と呼称するそうです。この年代になると配偶者に先立たれたり、子供たちとも疎遠になる方も多いと聞いています。子供たちの生活も様々です。生活苦にあえいでいる子供たちも多く、親の面倒を見たくても見れないので悩んでいるとニュースなども報道されています。

先日、高齢の同居していた3姉妹がコロナに感染して、80歳代と70歳代の妹が亡くなり、90歳の長女は一人残されて途方に暮れているというニュース番組を鑑賞しました。感染回復後、足腰も悪く認知症を患っていた長女は一人暮らしが不可能となりました。近所の介護施設には入所できず、150km離れた施設に収容されたそうです。長生きすればこのような状況に陥る確率は高まるのです。その際、この一人暮らしの身体が不自由な方をいつでも優しく迎える近場の施設があれば、安心して暮らせるのです。高齢者の生活環境を変えないような制度つくりも重要です。

そのためには優先的に公費を利用できることが重要なのです。私は75歳以上の方は後期高齢者という呼称ではなく、公費高齢者と呼ぶべきではないかと思っています。長生きしたご褒美に国が面倒を見てくれるのが本当の福祉国家ではないでしょうか?75歳以上の方のために余裕のある方は寄付をしたり、元気な方はボランティアとして介護施設で活動できる制度を考えるべきではないでしょうか?

公費高齢者が楽しく生活を送れる制度を構築するのが急務なのです。若い方たちも明日は我が身ということを忘れないでくださいませ。誰でも年老いても元気に暮らしたいとは願っていますが、思い通りに行かないのも人生なのですから。その際のセイフティネットが75歳以上の方にあると理解できれば不安には感じないでしょう。しかし、現実は上記の例のように機能していないのが現状なのです。

 

 


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