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{JAPASIA アジアの中の日本 海超え芽吹く}
「JAPAN」+「ASIA」=「JAPASIA(ジャパジア)」日本とアジアが互いに影響し融け合う姿。
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ソウル中心部にある大型書店「教保文庫」。ひときわ目を引くのが大量に平積みされた日本の小説だ。日本で見慣れた装丁にハングルが躍る。日本では韓国映画など「韓流」が注目されたが、韓国の文化界は今、空前の「日流」ブーム。
大韓出版文化協会によると、韓国で昨年出版された日本文学は580作品。
十年前の4倍に増えた。
「教保文庫」の昨年の人気小説の上位100位で日本は31作品を占め、韓国を抜き1位になった。人気を支えるのは20~30代の女性だ。
会社員の韓美愛さん(29)は「日本の小説は心理描写が細密で巧み。重いテーマでも軽やかがある」と魅力を語る。
韓国の作家は歴史や民族など社会的テーマを描くことが多い。ソウル大の権寧教授は「人々の関心は集団から個に移ったのに、韓国文化は変化に追いついていない」とみる。
宮部みゆき、東野圭吾、江国香織、奥田英朗ーー。翻訳される作家や分野は広がる一方。日本の辻仁成と韓国を代表する女性作家の孔枝泳が日本人男性と韓国人女性の恋愛を男女それぞれの立場から描いた小説や「電車男」も人気を呼んだ。
「日流ブームは日韓両国が良好な関係を築く土台になる」(西江大の全尚鎮教授)。日本でベストセラーになった片山恭一の「世界の中心で愛をさけぶ」は韓国で映画化され「僕の、世界の中心は、君だ。」という邦題で日本に逆輸出された。
なかなか関係改善が進まない両国だが、文化では共鳴する部分がある。(弟1部おわり)/担当:野間潔・代慶達也・長尾久嗣・山田周平・小園雅之・鈴木荘太郎・剣持常幸 2007/2/22 日経 夕刊引用
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昨年、韓国で製作された映画100本のうち日本の小説・漫画を原作にした作品は10本を超えたという。
最後の締め括りの「なかなか関係改善が進まない両国だが、文化では共鳴する部分がある。」部分は、昨日も韓カンで似たようなことをお書きしたが、ホントに文化(エンターテイメント)を通じて、これから更にアジア各国が近くなりそうな感じがするのである。
グラフを見てもお分かりのように、これほど日本文学が韓国に浸透し比率が上がっている事は驚きである。
韓国映像業界の日本原作物の共同制作が近年増え続けているのも納得、将来クォン・サンウやぺ・ヨンジュン主演の映画やTVドラマが出てくるかもしれない。
書籍業界に負けずもっと日本の映像業界も頑張らないとダメなのだ^^。
(映像はファイル交換でやられているから・・やはりしんどいか?)
最近ドラマ「ホテリアー」の日本でのリメイクなど、ますます文化交流の話題が多くなりましたね。
これからも両国の文化交流が衰えなく永続しますように・・。
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それと来週はソウルからの現地報告もあるよ^^。