「グエムル」は盗作？日本アニメからの盗作疑惑問題への韓国記者の発言・・・。

">日本公開前から「グエムル」は盗作？疑惑問題について・・１部のネット内でも盛り上がっているこの件を少し取り上げてみた。

６日付けのこの盗作問題に関しての朝鮮日報の記者コメントが良かった。

記事の要約
｛盗作騒ぎの発端はネチズンの疑惑提起だった。最近、日本で公開された『グエムル－漢江の怪物－』が日本のアニメ『WXIII 機動警察パトレイバー』に登場する廃棄物13号と似ているというもの。反米という設定、下水道を舞台にした展開、怪物が焼かれて死ぬ結末も似ているという指摘だった。・・・・

『グエムル』の盗作騒ぎで懸念される部分は「怪物のデザイン」。同作の主人公である怪物と『廃棄物13号』の怪物のキャラクターが驚くほど似ているのだ。］

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝鮮日報　キム・ヨンホ記者　同フォト

（グエムル）の怪物デザイン・及びストーリー的に日本アニメ作品に類似していると言う意見に対して・・怪獣デザインの先進国である日本の中で （グエムル）と似ているデザインが生まれたとしてもそれは　少しくらいは仕方がない事ではないのか？と言う意見を述べている。

ものすご～く微妙な問題である。・・・

この韓国の怪物デザイナーは日本の怪獣デザイナーと同じ発想過程から地球上に現存する動物・魚類・爬虫類etc・・と調べ生態的な機能を環境条件に合わせてイメージを膨らますことによってこの（グエルム）の怪物デザインに達したのであろう。

しかし記者も書いているように・・あまりにも似すぎなのである。。

たぶん良く見れば形状的な雰囲気だけで顔やバランス的なものはまったく別ものとなっていると思うのだが・・。

ひとつ言える事はこの怪物をデザインしたクリエイターは自分の仕事に対してプライドを持ち取り組んでいたと思う。

クリエイター魂としては、つねに他と違うオリジナリティーのある創造物を追求しているはずである。にも関わらず・・自分でも意識しない中で以前に現存していた似たような発想があった。そしてそのままオリジナル性を強く信じ・・
ヒット後に同じようなデザインがあったと言う事だと思う。（と想いたい＾＾）

もし反対に本作「グエムル」がヒットしなければ・・このように批判対象にならなかったのでは・・・この作品がハリウッド映画なら「日本のアニメがハリウッドに影響を与えた」（優越感）と終わるのではないだろうか・・・？

しかしながらやはり１部の人が騒いでいるとは済まされない微妙な問題なのである。

創造物としての著作的な視点から見れば・・　少し知らない内に似てしまいました。と言って　本家の創造物と同じように評価され又本家のイメージ・ブランド迄取り入れてしまう位になって使用されると・・・もうこの様な事を許してしまうとこれは大変な事になるのである。

似てしまった事の悲劇・・この日本のアニメ作家が指摘しない限り問題にはならないと思うが・・また反対にこの日本のアニメ作家の創作した怪物が、発表以前に他国で、すでに同じような創作デザインが作品として発表されていた。なんて可能性も０％ではないのである。

どんなクリエイターであれ優れた作品をリスペクトし少なからず影響されているのである・・・。本人の無意識の中でも・・。


このデザイナーがこの件の問題？に関して一度クリエイターとしてこれからのこの様な問題の参考になるように素直な気持ちでのコメントを一度聞きたいものである。
（もしコメントしてたならだれか知らせてください＾＾）

皆さんはこの様な著作権問題にも及びそうな今回の件をどのようにお考えでしょうか？

盗作という悪意もなく創作したものが・・世の中に先に発表されていて非難を受けることになる・・・いろいろと考えさせられる１件ですね。


詳しくは関連参照ＵＲＬ（朝鮮日報）http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/06/20060906000026.html