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加齢と五感 今回は味覚 

2020-10-13 08:48:16 | スローライフ
五感:視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚
動物である以上。生まれ持っている能力の個人差はある。
歳を重ねると衰える。徐々に衰えるので自覚に乏しいだけです
若い頃に比べて、絶対的能力は落ちています。
誰でも気付くのは視覚、聴覚でしょう。
味覚も例外ではありません。
絶対的味覚は老人は若い人に敵う筈はありません。

味音痴はいる。
自分には信じ難いのですが、味に無頓着な人がいる。
お腹が空いたら食べる。お昼の時間になったから食べる。
「美味しいもの」にはあまり関心がないようなのです。
好き嫌い以前のことらしい。先天的なことなのか後天的なことなのか

味覚には後天的要素が大きいように思う。
美味しいものを美味しい、不味いものを不味いと感じるのは経験がものを言う。

食育の重要性。
小さい頃から色々な美味しいものを食べさせる。
この機会を逃すと味覚は育たない。三つ子の魂百まで
親の責任です。

今の時代
時短のため、スーパーの冷凍食品、コンビニの御菜、調理済み品で間に合わせることもあるでしょう。
それがたまにではなく、常態化した家庭もあるでしょう。

子供が大人になった時、「お袋の味」はと尋ねられた時、
その答えは「スーパー、コンビニの味」なのかもしれません。

「美味しいお店」と言われて、行ってがっかりしたことは多い。
100人100食(色)で個人差が多いから仕方がない。
「自分の好みではない」では済まされないと思うことがある。

五感全て共通することですが
味覚は過去の経験が大きな比重を占めていると思います。

しかし、色々な美味しいものを食べた経験がなければ、分からないものがある。
例えば、臭屋の干物。
その旨さが分かるのが経験、
歳の功と言うものです。

美味しいものはそれなりに高価です。
他を削ってそこにお金を掛けなければなりません。

エンゲル係数は高いのは貧困層と言うのが昔の定義でした。
*エンゲル係数:家計の消費支出にしめる食料費の比率(%) 他はなくても、最低限の食物は省けない。

現代社会は住宅ローン返済、スマホ、自家用車維持費等、今ならではの支出項目が増えている。
エンゲル係数を下げる要因が増えているのです。
現代では食にお金を掛けることができるのは、余裕層(富裕層ではありません)の証拠かもしれません。
食べるものに拘ることは食文化水準が高いのです。

お気に入りのケーキ屋さんは廃業に追い込まれてしまいました。
行きつけのフレンチレストラン、和食屋さんは貸し切り状態の時がある。
材料費・技術・サービスを含めれば、割安と思うので、知人に紹介しますが、
「なかなか行ってくれません」
そこに使うお金があれば、他に回した方が良いと言う考えなのかもしれません。

自分が住んでいる地域は食文化水準が高いといえないようです。

そう言う自分も妻を亡くしてから、エンゲル係数は大きく下げてしまいました。
余分なものを買い過ぎて、食に回せなくなったからです。

改めて ガレ(ランプ Tip)No.1  

2020-10-13 05:35:53 | 美術
秋の夜長、

室内灯を消し






奥行きを知る。一層、2層・・・・・5層


トンボ

羽の透明感




*エミール・ガレ Tip Galle ランプ 
アール・ヌーボーの巨匠エミール・ガレの工房は1930年代の前半にフランスのナンシー地方にありましたが、その高い技術を直接受け継いだイタリア人ガラス工芸作家モンテッシーがルーマニアに移住し、ガレの技術と作風を活かした工房を開きました。被せガラス、 エッチング、グラヴェール、スフレなどの高度な技術を忠実に継承するガラス工芸作家達を育て上げたことによってルーマニアで、エミール・ガレの技術が息づいています。