鎌倉を愛する鎌倉市民により、鎌倉のグルメ・歴史・観光名所を紹介します。
鎌倉虎の巻
鎌倉国宝館
「鎌倉国宝館」・・・建物は国登録有形文化財に指定されています。
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「本館」・・・奈良・正倉院を模した高床式校倉風建築となります。奥の建物は新館で収蔵庫になります。
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最初に自分が訪れた時には、「狭っ!」と思い、次に「少なっ!」と思ったのを今でもよく覚えていますが、最近は、慣れたというか、よく考えてみれば鎌倉には観光名所が多いので、これ位コンパクトの方が、あまり時間も取られないので気軽に寄れるし、その分他の観光スポットにも寄れたりするわけで、むしろ観光客の方に配慮にされた親切設計だともいえるわけです^^:
なお、今回の目的であった「観喜天立像」は、特別展「美術の中の動物たち」(期間:前期:7月16日 (木)~8月9日(日)後期:8月11日(火)~9月6日(日))で、現在拝観できますが、7月25・26日には展示されませんので、あしからず。
「鎌倉国宝館」で収蔵されている文化財については、「鎌倉国宝館」のHPをご覧ください。
「鎌倉国宝館のHP」→こちら
「行き方」
『鶴岡八幡宮』の敷地内にあります。
『鎌倉国宝館』
住所:鎌倉市雪ノ下2-1-1
電話:0467ー22-0753
拝観料:300円(常設展示・特別陳列)
別料金でその都度で変わる(特別展)
開館時間:9:00~16:30
休館日:月曜日(休日の場合は次の平日)、年末年始等
長嶋屋
「長嶋屋」
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ここの名物は「切山椒」となります。「切山椒」とは、上新粉に砂糖と山椒を練り込むだものとなり、その味は、美味しい餅菓子に山椒のぴりぴり感が味を締めており、これは大人の味ですね~
「切り山椒」・・・680円
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また、ここの「粟大福」も秀逸です。個人的にはこちらの方が好きかな。甘さは控えめで、粟のぷちぷち感がたまらんです。
また、笹の葉で包まれた「麩まんじゅう」も、これまた美味しいばかりでなく、見た目にも愉しませてくれます。
「粟大福」・・・158円 つぶあんとこしあんがあります。
「麩まんじゅう」・・・189円
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麩まんじゅうは、つるんとした食感も良く美味しいですよ。
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『長嶋屋』さんでは夏に「かき氷」も販売しておりますが、個人的にはとても興味があるのですが、何処で食べるのか?まさか店内で!?という具合でまだ頼んだことはないのですが、機会があつたら是非、挑戦してみたいと思っております。なんか自分の勘で恐縮ですが、絶対に美味しいと思うわけなんです^^
「行き方」
JR横須賀線「鎌倉駅」東口改札下車、小町通りに入ったら、すぐ右手にあります。
『長嶋屋』
住所:鎌倉市小町1-5-8
電話:0467(22)1369
営業時間:10:00~18:00
休業日:水曜日
常立寺
当初は「回向寺(えこうじ)」という真言宗の寺院だったそうですが、1532年に日豪により日蓮宗の寺院となり、現在に至ります。
「常立寺」
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「本堂」
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『常立寺』には、元冦の際、元の使者であった「杜世忠(1241~1275)」達5人のお墓があります。杜世忠は、元の使者として「文永の役」の翌年の1275年4月に長門国室津(山口県下関市)に上陸しますが、すぐに捕えられ、鎌倉に送られた後の9月7日に龍ノ口で処刑されました。
「元使塚」と「元使5人の墓」
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「元使塚」は、大正15年に時の住職によって建てられたそうです。
「杜世忠」達、元使5人の墓
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青色の布が巻かれていますが、青色はモンゴルでは、英雄を表わす色だそうです。大相撲の藤沢場所の際、朝青龍等のモンゴル人力士が訪れ、新調されるそうです。ちなみに「杜世忠」はモンゴル人になります。
「杜世忠辞世の句」
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石碑には「杜世忠」の辞世の句『出門妻子贈寒衣 問我西行幾日帰 来時儻佩黄金印 莫見蘇秦不下機』 が刻まれています。
門を出ずるに妻子は寒衣を贈り
我に問う、西行幾日にして帰ると
来る時もし黄金の印を帯びたれば
蘇奏を見て機を下らざるなかれと
自分なりに意味を訳してみますと・・・
「家を出る時、妻子は寒さを凌ぐ衣服を自分に贈ってくれ、いつ帰ってくるのかと聞いた。帰って来た時、もし黄金の印綬を帯びていたらば、蘇秦を見て機織の手を休めなかったことはないでしょう。(機織りの手を休め迎えてくれるでしょう)。」という感じですかね。
補足すると、黄金の印綬を帯びるとは、この日本との交渉に成功して出世することを言い、また、蘇秦とは、中国の戦国時代の遊説家となりますが、ここの下りは、蘇秦が君主を説いて回るも失敗して家に帰った際、両親は口もきかず、妻は機織りの手を休めず、兄嫁はご飯も作ってくれなかったという故事を踏まえてのものです。
『常立寺』は元寇ゆかりの寺院となります。そして、元使達の墓を見ると、日本から敵国である元の使者にも関わらず、お墓を建て、その菩提を弔うとは、何だか人の優しさを感じるものではないでしょうか。
なお、「杜世忠」と共に処刑された副使「河文著」と通訳「徐賛」の辞世の句も境内にありますので、よければ来られた際に確認してみてくださいね^^
「行き方」
湘南モノレール「湘南江ノ島駅」下車、「カフェ・マリソル」側に出たら、右に進むと右手にあります。1~2分程で到着します。
湘南モノレールの「湘南江ノ島駅」から、こちらの出口から出て、右に進みます。まぁ、反対側に出ても左に行けば着きますけどね。
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『常立寺』
住所:神奈川県藤沢市片瀬3-14-3
電話:0466-26-1911
拝観料;境内自由
安国論寺
「安国論寺」
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「本堂」
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「御小庵」・・・鎌倉に来た「日蓮上人」は松葉ヶ谷の岩屋に草庵を結びますが、ここがその場所とされており、この建物裏にその岩屋があります。1260年、時の執権「北条時頼」に建白された「立正安国論」もここで書かれました。
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「南面窟」・・・日蓮上人の四大法難の最初である「松葉ヶ谷焼討ち」の際、この岩屋に一時期、避難したとされています。
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「富士見台」・・・日蓮上人が毎日、ここから富士山を眺め、法華経を唱えていたとされています。訪れた日はあいにくの天候でしたが、眺めはそれでも良いものでした。快晴ならばその名の通り、富士山も眺められ、さぞ絶景なのでしょうね。
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「はすの実甘納豆 白蓮子」・・・450円
こんなのが売っていました。蓮の実は、古来より滋養健康に良いとされています。
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『安国論寺』は、意外(失礼か^^:)にも広く、裏山などにも登れ、軽~いハイキングをしているかの気持ちにさせてくれます。日蓮上人ゆかりの場所も多く、歴史好きにも堪らない場所と言えますね^^
「行き方」
1.鎌倉駅からバス(京浜急行バス30・31番系統)
「名越」下車。逗子方面に進み、「名越の踏切」手前にある交番脇の道を左折します。
2.JR鎌倉駅から徒歩20分程
鎌倉駅東口改札を出て正面に進み、「鎌倉駅入口」の交差点を右折して、①横須賀線に交差する所の交差点を左前方に進むと、しばらく真っ直ぐに進みます。②しばらく歩き、ローソンを過ぎると案内がありますので、左手の小道を進むと突き当たりになります。
①
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②
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『安国論寺』
住所:鎌倉市大町4-4-18
電話:0467-22-4825
拝観料:100円
拝観時間:9:00~17:00
杜蔵
『杜の台処』で触れたように、午後5時から『杜の台処』は『杜蔵』となります。
いつもは、日中の『杜の台処』ばかりで、なかなか『杜蔵』は行く機会は少ない上に、たまにのぞいてみると混んでいて入れなかったりでしたが、先日、機会があって仕事帰りに行って参りました。
『杜の台処』でも触れたように『杜蔵』は、知的障碍の方達が働く授産施設になります。本部は横浜市栄区中野町にある社会福祉法人「杜の会」が運営する「SELP杜」となり、ここで就労する障碍の方達の生産する野菜や麺製品、豆腐が、ここ大船でも食べれます。そのような理由もあって、メニューも①「豆腐系」②「納豆系」③「野菜系」の3つの分類に大きく分けられています。
また、お店で使用している器・陶器も“自家製品”のようです。
「豆腐チーズ」・・・200円
生ビールも冷えた陶器のカップに入っております。陶器も自家製で、「SELP杜」で販売しております。
「塩ねぎ冷や奴」・・・200円 「季節の天ぷら」・・・400円
蕎麦屋で修行したという「揚げ職人」が揚げてくれる天ぷらは、さくっとして美味です。
「野菜のステイック」・・・300円
「うどんのペペロンチーノ」・・・400円
ここの野菜は、栄区上郷町の「SELP杜」の畑で作られた有機野菜で、とても安心かつ美味しく食べれます。
「納豆チャーハン」・・・400円
「豆腐シュークリーム」・・・200円
「にごり梅酒」・・・500円
どのメニューもおいしく、お値段もリーズナブルです。駅近という立地もあり“仕事帰りにちょっと一杯”という時にオススメです。しっとり落ち着くコジンマリとした店内では、ここが福祉施設だということを忘れてしまいますね。
大船駅構内のミニクロワッサンの行列の出来ているお店(MINI-ONE)を見て、居酒屋ではなくクロワッサンも販売する店にする計画もあったとの話も聞きますが、自分的には「居酒屋」を選択してくれて、良かったです^^
「行き方」
JR大船駅笠間口を降りたら、左に曲がると、直ぐに左手にあります。
『杜の台処』(夜間は『杜蔵』)
住所:横浜市栄区笠間1-1-1
電話:045-895-3700
営業時間:11:00~16:00(杜の台処)
17:00~22:00(杜蔵)
休業日:日・祝日(杜の台処)
土・日・祝日(杜蔵)
T-SIDE インド料理店
そのお店こそ、『T-SIDE インド料理店』となり、以前は、御成通りの近くにあり、手狭なお店だったのですが、3年位前に小町通りに移転してきており、店内も広くなりました。
昼間は賑わう小町通りや若宮大路も夜になるとシャッターが下り営業しているお店が少なくなるのですが、この「T-SIDE インド料理店」は夜も営業しておりますので、そういった意味でも結構、貴重なお店といえます。
ターリーセットの中の今回は、「ミートセット」(2,100円)を選択しました。
カレーも食べたいし、タンドリーチキンも食べたいと悩む時には、このセットがお薦めです。
①パポール(豆の粉のせんべい)・・・シンプルな薄焼きせんべいですが、これは意外にも辛いです。
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②タンドリーチキンとシークカバブ・・・共にスパイシーで美味しいです。
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③「チキンマサラ」と「マトンマサラ」及び「サフランライス」等
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カレーは、4種類(チキンマサラ、、マトンマサラ、ベジタブルカレー、豆カレー)から2種類を選択します。今回は「チキンカレー」と「マトンカレー」を選択。「チキンマサラ」はマイルドで美味しく好みです。「マトンマサラ」は、羊の肉のくせもあまりなく、食べやすかったです。
ちなみに自分のベストの選択は、「チキンマサラ」と「豆カレー」となります。
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なお、ご飯も「サフランライス」、「ナン」もしくは「白飯」から選択します。
④タピオカのデザートとチャイ(飲み物は選択できます。)
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インド料理と言うと、何だか辛いのではと心配してしまいますが、辛さは控えめですので、辛いのはちょっと・・という方にもお勧めです。また、流石はインド料理!食べている内に、スパイスが効いているのか、身体がポカポカ汗ばんできますよ。
なお、辛口がお好みの方は辛さの調整もできるのも嬉しい限りです。
ボリュームもあり、デザートまでついて2100円はお値打ちですし、またランチメニューもお得感一杯ですので、良ければ一度足を運んでみてください^^
「行き方」
JR鎌倉駅東口下車、小町通りに入っていくと「壱番屋(せんべい屋さん)」と「味倉(漬物やさん)」が見えてきたら、そこを右折した先のお店となります。
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『T-SIDE インド料理店』
住所:鎌倉市小町2-11-11
電話:0467-24-9572
営業時間:11:30~21:30
休業日:無休
鎌倉検定(受験当日)
以前に 当ブログ(「鎌倉検定」)にて予告していた通り、7月5日(日)、「鎌倉検定」3級を受検してきました。
当日の会場は、普段足を踏み入れる事の機会のない、”女子大”(「鎌倉女子大」)でした。
試験に際して、何だかとても緊張していたのは、試験のせいなのか、それとも女子大にいたためなのか判断に迷うところですが、とりあえず無事、試験を終えてきました。^^
「鎌倉女子大学」・・・以前は「松竹大船撮影所」がありました。
「館内の様子」・・・とても綺麗な建物です。
いや~!実は前日から緊張しておりました。土壇場になってテキストを読むと覚えていないことが意外に多いことに気がついて、焦る焦る!
しかし、「もっと、早くやっておけば良かった~^^:」と、前夜に泣きながら必死に勉強した甲斐もあってか、30分程で無事に解き終わりました。
試験終了後は、同じく3級を受験した友人と「観音食堂」で労をねぎらいながら答え合わせ。お互いに合格点には到達していると安心したら、お酒の美味しいこと。昼から酔っ払ってしまいました。
「観音食堂」にて打ち上げ
茅ヶ崎にある「熊澤酒造」の「天晴」・・・なみなみと注がれています。
なお、合格発表は8月24日の予定ですので、合格していたらまた報告致します。
阿仏尼の墓・阿仏邸旧蹟
『十六夜日記』の著者で知られる、鎌倉時代の女流歌人である『阿仏尼(1222頃~1283)』に関連した旧跡が鎌倉にはあります。
阿仏尼は、平度繁の娘とも養女とも云われており、十代半ばの頃に、「安嘉門院(後高倉院の皇女邦子内親王)」に四条という名で仕えていましたが、失恋のショックで、仏門に入ってしまいます。この経緯については、『うたたね』という作品に阿仏尼自ら書き記しておりますので、興味のある方は読んでみてください。
さて、三十歳の頃、歌道の大家「藤原為家」の後妻として、『浄光明寺(後編)』で触れた「冷泉為相」や狂歌の祖とも云われている「冷泉為守」をもうけます。
夫の死後、夫が遺した播磨国の細川庄を巡り、先妻の子である二条為氏と遺産争いを起こしますが、いつまでたっても埒のあかぬことに耐えかね、1279年に鎌倉幕府に訴えようと都から鎌倉までわざわざ下向してくるのですが、『十六夜日記』とは、この旅の日記と鎌倉での滞在日記となります。 なお、阿仏尼は、裁判の決着を見ぬままに亡くなってしまいます。
*ちなみに、裁判の結果は、1313年に冷泉為相の勝利で終わります。
鎌倉に到着した「阿仏尼」は、極楽寺近くの「月影ヶ谷」に居を構えます。阿仏尼は、「十六夜日記」にて月影ヶ谷について、「浦近き山もとにて、風いとあらし。山寺のかたはらなれば、のどかに、すごくて、浪の音、松風たえず。」と記しています。なお、山寺とは「極楽寺」になります。
「阿仏邸旧蹟」
この石碑の場所に住んでいたわけではありませんが、この先が「月影ヶ谷」となります。この谷の何処かに居を構えていたようです。
「成就院より市内を望む」
月影ヶ谷に住んでいた「阿仏尼」は、極楽寺坂切通しから鎌倉市中(鎌倉幕府の問注所)に入ったと思われます。当時の極楽寺坂切通しは、現在よりもっと高所にあり、成就院のちょっと下辺りを通っていたと考えられております。きっと阿仏尼も上の写真のような景色を見たのでしょうか。また、どのような思いでこの景色を見たのかと思うと趣き深いものがあります^^。
また、『英勝寺』の近くには「阿仏尼の墓」もあります。
「阿仏尼の墓」
阿仏尼の墓は、『浄光明寺』にある息子「冷泉為相の墓」と向かいあっていると云われています。
「阿仏尼墓より浄光明寺方面を眺める」・・・う~ん、見あたりませんね^^:
「行き方」
「阿仏邸旧蹟」
①江ノ電「極楽寺」駅下車後、右手に向かいます。
「極楽寺駅」
②やがて、鎌倉十橋の一つ「針磨橋」がありますので、右手に進んだ線路を越えた所にあります。
「阿仏尼墓」
『英勝寺』前の道を線路沿いに北鎌倉方面に進みます。『英勝寺』からは、1,2分もあれば到着できます。
大祓式(鶴岡八幡宮)
『大祓式』の歴史は古く、その起源は「備後国風土記」逸文にある「蘇民将来」の故事とされており、既に奈良時代には、宮中の行事になっていたようです。
以前は、多くの神社において、この「大祓式」は執り行われていたようですが、最近は、執り行われてる神社も比較的少なく、ここ鎌倉でも「鶴岡八幡宮」と「鎌倉宮」位に限られてきます。
参加するにあたっては、特に事前の予約等はなく、当日、現地に赴きます。
①申込書に必要事項を記載し、申し込みします。なお、料金はお気持ちとなります。
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②「大祓詞」、「お札」と「方代(かたしろ)」を渡されます。左下にある無地の紙の中には、人型の紙と麻と紙を小さく切った切麻があります。
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③舞殿の脇にて神職の方と「大祓詞」を皆で読み上げます。その後、麻と紙を小さく切った切麻を身体にまいて、お祓いをします。
※なお、一生懸命に読み上げていたので、写真は撮れませんでした。
④舞殿前に設けられた、大きな茅の輪をくぐります(茅の輪潜り)。ちなみに4回くぐりました。
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⑤お神酒をいただいた後、希望者は「おはらひさん」と呼ばれる「茅の輪飾り」を購入(500円)して、終了です。
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式自体は、始まってから終了するまで、30分程とあまり時間はかかりませんし、皆さんも機会があれば「大祓式」で心身を清めてみては如何でしょうか。
なお、当日、来ることが難しい場合も問題ありません。その場合は、事前に鶴岡八幡宮に連絡すると、案内を送ってくれますので、形代と言われている人の形に切りぬいた紙に、氏名、年令を書き、息を吹きかけ身体を撫でたものを、大祓式当日までに鶴岡八幡宮に持っていくと、お祓いをしてくれます。
『大祓式』
場所:鶴岡八幡宮
日程:6月30日及び大晦日
時間:①11:00 ②13:00 ③15:00 ④17:00