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覚賢塔(亀ヶ谷にて彷徨う)

 『覚賢塔』からの帰りは、来る途中で遭遇した「熊おじさん」の跡を追って亀ヶ谷方面に進んだのでした。


 熊おじさんと別れた分岐(『覚賢塔』を参照して下さい)を亀ケ谷方面に進むと、じきに立派なやぐら群にぶつかります。


「やぐら群」・・・「新編鎌倉誌」によるとこの周辺は「勝縁寺谷」と云い、昔は寺院があったそうです。ここのやぐらはその寺のゆかりのものでしょうか?






 このやぐら群の脇にある階段を登ると、その上には祠があります。先のやぐら群同様、どのような云われがあるのでしょうか。


右の階段を上がると、祠にたどり着きます。亀ヶ谷方面は、真っ直ぐに進みます。



「祠」・・・やぐらの上の少し拓けた場所にあります。自分が思うに「新編鎌倉誌」に記載のある勝縁寺谷にある天神の小祠とは、ここのことなのでしょうか。



 そのまま亀ヶ谷方面に進んで行くと、「禅居院」墓地の裏山にでます。墓地から裏山に登る道も見え、自分もさっとそこから降りたかったのですが、「禅居院」は非公開の寺院なので、降りる訳にもいかず、そのまま進むことに(>_<)

「禅居院」



 途中、小高い山腹にまた祠がありました。天神の小祠はここのことか?迷います^^:



謎の歌碑に遭遇




大正天皇陛下の碑




 どうも碑の内容を見ると、大正天皇がまだ東宮(皇太子)の時代にこの地を訪れ、大正時代に建てられた記念碑のようです。先の歌碑もその際に建てられたようです。
 何故、この地に大正天皇が訪れたのかは、よくわかりませんが、ひょっとしたら、亀ヶ谷に当時あったカメリア温泉に温泉療養にでも来たのでしょうか。謎が深まりますね。



 実は、この歌碑や天皇陛下の碑は、道がわからずにさ迷っている内に発見したもので、つまり、これらに遭遇するのは、他でもなく迷い子になっていることなので、皆さんも大いに慌てましょう(T_T)
その場合は、元の道に戻り(登ります)、周囲を注意深く見ると、ロープが降りている道(崖)がありますので、そのロープにつかまり降りて行くと、『亀ヶ谷の切通し』に到着します。


ロープがよく見るとありますので、これを頼りに下っていきます。


ロープを降りると「亀ヶ谷切通し」に出ます。こんな所から人が飛び出てきたので、道行く人達を驚かせてしまいました^^:



 この道は、迷うわ、危ないわと散々な道なので、お勧め度は0どころかマイナスなので、悪いことは言わないので、行かないことをアドバイスして終わりとします。
 ちなみに、熊おじさんもの姿も見当たらなかったので、無事に降りてこれたようですね^^

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