雷とからっ風 義理人情! 上州かあちゃんの毎日

赤城おろしの冷たいからっ風にも、日本一暑い夏の日にもめげず
頑張る上州かあちゃんの日記です

富士山登って来た

2024-08-28 18:54:27 | 登山
右手親指の付け根の小さな骨を2センチ位
骨折しただけなのに
ぐるぐるとギブス巻かれちゃって不自由たらないわ
家事もはかどらないし
なんだか、ブログもはかどらない 
 
この折れた腕を抱えて登ってきた
富士山の記録くらい
残しておかなくちゃね
 

今年も富士山に登ってきたよぉ~

「富士山!登らぬ馬鹿に2度登る馬鹿」と言われているそうです
昨年静岡須走口から登り
富士山頂浅間大社まで登るのが、
やっとで最高峰剣ヶ峰まで行けなかった
 
今年は絶対に剣ヶ峰まで登ろうと
旅行会社の「富士山に登りたい」と言う
6回シリーズの登山ツアーに申し込みました
 
第一回の高尾山から始まり
山の装備の事や
山の登り方などを
山岳ガイドの講師の方から学びながら
今年4月からコツコツと回を重ね、
最終回の富士登山までたどり着いた

8月8日から10日まで2泊3日の
超ゆったりとした富士登山です
若い方は皆さん日帰りでも登る山です
私たちは上りも下りも山小屋に泊まると言う。
とてもゆったりとしたコースです。
このコースなら、最高峰まで行けると思ったのです
 
8月8日 8:00
新宿都庁駐車場から
バスに乗り富士山5合目を目指します
 
11:00
富士山5合目着
5合目で体を高所に慣らすため、
約1時間の自由時間がありました
神社にお参り、無事に登れますようにお願いしました
 
 


5合目まではここを目的とした観光バスもたくさんやってきています
中国の観光客の方たくさんいました
 


12:50
今年より入山料を払わなければなりません 
2000円の入山料と1000円の協力金を払い、
いよいよ富士吉田口ルートより入山です
 


しばらく登ると、右手に0号目より5合目まで登山したときのゴール
5合目、佐藤小屋が見えてきました
先月は、あの佐藤小屋まで0号目から登ってきました
 


シェルターのある登山道登り
 


休憩です
40~50分に1度ほどの休憩を入れてくれます
ザックをおろして5分ほどの休憩です
 


標識が出てきました


上を見上げると、たくさんの山小屋が見えてきます

 
7合目の山小屋、私たちが泊まる小屋ではないので通過します



岩場が出てきて、だんだんきつい登りとなります



振り返ると先ほど通過した山小屋が見えます



7合目には
山小屋がいくつかあります



16:22
私たちの泊まる7合目
鎌岩館到着です
登り始めておよそ3時間30分
4キロの登山



小屋の中は、こんな感じ
寝袋が1個置かれてあります
昨年泊まった須走口の山小屋より
ちょっと広かった
 


昨年は軽い高山病にかかり、夕飯は3口ほどしか食べられませんでしたが
この日は完食はできませんでしたが、だいぶ食べることができました
頭も痛くありません
高山病は大丈夫だったようです



山小屋はやっぱり熟睡できない
左右のお部屋の人の音が気になり
また、廊下を歩く人々の音も
気になります
 
耳栓持たないと・・・
 


8月9日 4:50
宿泊の鎌岩館の前で日の出を見ます

 
山頂でのご来光を見る方たちは
23時頃に小屋を出かけていました
 
昔から山頂で日の出を見るのは、
宗教的な意味合いが強かったようです



7合目まで登ってくると、頂上で見る日の出と
変わらないくらい美しいと思います
感動します
なんか体中が浄化される気がする
私、かなり腹黒いんだけど
このときは、すごく良い人だったと思う



少し雲がかかっていて、
真っ赤な朝焼けを見ることはできませんでしたが
それでもやっぱり富士山から見る日の出は美しい



日の出を見てから4時50分には宿泊した小屋を出発

 
8号目を目指します



8合目の太子館を目指します
 


7:30 太子館着
この日はこの小屋まで下山し1泊するため
ここで山頂まで持つ必要のない荷物を
小屋で預かってくれます



小屋の横にはブルの道がありました
山小屋に必要なものを、
このブルドーザーに乗せて運んできてくれています



8合目にも何件かの山小屋があります
 
 
トイレを有料で使わせてもらうことができます
値段は小屋によって異なりますが
7合目までは200円
8合目からは300円から500円と言うところでしょうか?



8合目には神社があります
富士山天拝宮
なんかね元祖様が庶民救済のため
1日1杯の水だけで断食修業して
くれたみたい
そのご遺体の石棺の上に
元祖室を建てた霊地なんだって
 
ここで御朱印をいただくことができました

 
8合目にもいくつか山小屋がありました
胸突き八丁本8号目と書いてあります
ここからがさらにさらに厳しい登山道となります
昨年も、ここから頂上までがすごく辛かったけど
今年も辛かった
右手怪我していたので、ストックも持てず
這うように登っていきました
 
 
12:00 山頂到着
途中8合目、山小屋に10分ほど立ち寄りましたが
約8キロ 7時間弱かかりました
 
国旗が掲げられています
登りながら、この国旗が小さく見えるのさ
あそこが頂上だと目を凝らしながら、
目標に登って来たのよ
 
ほんと・・・
嬉しいわ・・・



富士山頂浅間神社奥宮

 
今年もここまでは来ることができた  



山小屋で登頂証明書をダウンロードしました
 


山頂、山小屋、山口屋でお昼を食べました
疲れすぎていて、お腹も空かず
お勧めの豚汁を1000円で食べました
ラーメン1200円でしたが
ラーメンがよかったかな
 
さて、ここで、ガイドさんより
最高峰剣ヶ峰お鉢巡りをするかどうかの確認を
一人ひとり取られます
 
行きたい気持ちは山々ですが
転んだ時に痛めた手が痛いのよ
ストックも使えず
体がついていかない
皆さんに迷惑をかけるような気がして
最高峰剣ヶ峰までへの登山は辞退しました



昨年も行くことができなかった。剣ヶ峰。
今年はあそこまで行きたくて
4月から準備を始めてきました
残念でなりません
26名の全参加者のうち
19名が最高峰まで行くことができました
 


最高峰まで行かない。メンバーは、
一足早く8号目まで下山しました
山小屋太子館で2日目の夜を過ごしました
 
8月10日
4:30 8合目小屋を出発し下山します
 

 
この日は下山しながら
日の出を見ました
 
 


 雲が多く
前日の日の出の方がきれいでした
 


下山は、砂利道をひたすらテンポよく下山し
多少膝が痛くなりましたが
上りより下りは楽でした
 
 
振り返るとたくさんの山小屋が・・・
昨日、あそこを登ったのだと思うと、感慨深いものが・・・



最高峰までは行けなかったけれど
何とか自分の気持ちを納得させました



怪我をしている私を自分のすぐ後ろを歩かせて
頂上まで連れて行ってくれた
ガイドさん、ありがとう
すぐ後ろを歩くものの特権で
登山グッズの話や
富士登山ガイドの苦労話などをたくさん聞かせてもらいました
登山靴の話、とても参考になりました
保険の話も・・・
楽しかったです
 
5合目まで私たちを案内し下山させた後
5合目でシャワーを浴びて
1時間後には、また別のツアー客を
8合目まで案内すると言ってました

 
添乗員さんもお世話になりました
この添乗員さん、毎週この2泊3日のゆったりコース、
富士山登っているそうです
お仕事とは言え、ご苦労様です
私のように怪我をしていると知りつつも
登ってきてしまうような
非常識な客もたくさんいると思います
頑張ってください
 


7:30 5合目着
歩行約5キロ 約3時間
 
今回一緒に富士山を目指した皆さんです
70歳以上の登山未経験の方がいらっしゃいました
これまでのツアーで何度か一緒になり
お話もしました
この方、靴紐の結び方も登山グッズのいろいろも全く知らない方でした
 
そのかた70歳以上なので、山頂神社でお神酒もいただき
最高峰の剣が峰まで行ってきました
 
うぇ~~ん
靴紐の結び方私が教えてあげたのに
私の行けなかった。剣が峰まで。
チャラっと行ってきてしまいました
なんだか悔しい
 
日頃から、身体鍛えているのだろうなと思います
何かスポーツをやっているのか
聞いてみたら
若い頃から
乗馬をやってるって言ってた
やっぱりねぇ
体幹が鍛えられてるのねぇ
 


名物富士山メロンパン
疲れた体に甘いメロンパンは超うまい



10:00 5合目よりバスに乗りました
富士山!登らぬ馬鹿に2度登る馬鹿。
3度登るのは大馬鹿者なのか
 
最高峰剣が峰への思いを残しつつ
富士山を後にしました
来年 再々再挑戦します
 
登り隊卒業証書
 


 
 
富士登山へのツアーは
いろいろな旅行会社から
たくさん出ています
 
私たち中高年は
ゆったり、ゆっくりガイドさん付きの
ツアーが良いと思いました
ツアー代はお高いんですけどね
超スローペースの私たちは
他の登山の皆さんのお邪魔かと思いますが
中高年も富士山への憧れは強く
温かい目で見守ってほしいと思いました
 
骨折のブログにコメントをいただいたブロ友さん
山は待っていてくれるけど
自分の体力の衰えが待ってくれない・・・と
言ってました
まったく・まったくその通り
 
コロナ・食中毒・骨折と
トリプルパンチに
ノックアウトされてしまったかかあ天下
 
立ち直れるのか???
母ちゃんはゾンビ・・・
立ち直るぜ・・・
 
 
 
 
 
 
 




 
 
 


 
 
 
 
 
 
コメント (2)
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