Kainoa Blog

音楽家社長 鴻池薫の音楽活動&レッスン記、思う事等 徒然日記
since 2006

レッスン法の大転換から5ヶ月が経過して。

2014-05-26 04:21:00 | KMAは日本一をめざす
5月26日(月) 我がスクールKMAにおけるギターとウクレレのレッスンについて

今年1月から、より一層細部にわたる「左手・各指の動きの確認」をするレッスンを進めてきて5ヶ月が終わろうとしている。

一貫して推進している事は、

1.「早く弾こうとしてはいけない。」

1.「指の動きの一瞬一瞬の状態を細かく点検をする事が大事なので、低速で練習する。」

1.「左手運指におけるポジショニング理論」

1.「メトロノームの高度な使い方による練習」

の徹底。

そして、その進化した練習方針への理解を深める事を目指している。

その練習法をじっくり行なった結果、

「美しい指の動き」

のフォルムとなり、それが

「早い指の動き」

を生む。

その視点に立つ事が出来た時、世の中には特にギターとウクレレにおいて、

単なるボキャブラリー以上の意味を持たないテクニック

と、

それを超える意味を持つテクニック

とがあり、

両者は天と地ほどの違いがある事に気付くだろう。


我が師匠高橋信博先生の至言:

「いかに忍耐強く練習するか。練習とは誰かとの戦いではない。自分との戦いだ。」

に尽きるのだ。

ただそれはすべてのクラスに押し付けるものではなく、
ある程度弾けているクラスを対象に

「もし本気で練習したいなら」

と前置きをして話をして、判断はそれぞれに委ねている。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アネラ)
2014-05-26 05:28:22
音楽がここまで深い哲学だったことに、心から驚き感動いたします。
師匠が日頃からテクニックよりハートと唱える意味が、さらに納得できたように感じました。
師匠の師匠にとっては、アネラクラスは弟子の弟子の、そのまた弟子になります。
曾孫弟子って呼ぶのでしょうか(笑)
ぜひスピリッツを受け継いで行きたいです。
Unknown (鴻池 薫)
2014-05-27 00:55:40
アネラさん、こんばんは!

テクニックの前に、人間としての礼節と常識、地道に練習していく忍耐強い心が必要、という事です。
人間性の向上とともに技術の発展がある。
これがコウノイケイズムです。

そして、タカハシイズムを受け継いで下さい!

コメントを投稿