1月13日(水)
「大江戸歴史散歩を楽しむ会」 1月定例会に参加して来ました。
江戸東京の歴史散策に興味があり、健脚であればどなたでも気軽に参加できる「大江戸歴史散歩を楽しむ会」を開催しております。健康散歩や歴史探訪に好奇心がある趣味を同じくする人々が集い、江戸切絵図を片手に身近な散歩を楽しみながら懇親を深めることを目的としています。毎月の定例会は第2水曜日に開催中です。どうぞ、お気軽に参加ください。
テーマ : 江戸四宿 東海道・品川宿を歩く
ガイド: 渡辺功一(大江戸歴史散歩を楽しむ会)
コース: JR品川駅→八ッ山橋→北品川宿→土蔵相模跡→第7台場跡→
品川宿本陣→品川神社→東海寺→問屋場貫目改所→休憩→
品川寺→海案寺→青物横丁駅→立会川駅→龍馬像→泪橋→
鈴ヶ森刑場跡→大森海岸駅→JR品川駅
集合場所はJR品川駅 中央改札 出口 高輪口。
資料を貰い概略説明を受けて出発、参加者は29名、初参加の方が10名もいます。
映画のゴジラ第1作目で最初に壊された橋として知られている八ツ山橋で、浮世絵のこの辺りから
眺めた東京湾の話を聞き、右は旧橋の親柱と高欄
ここから品川宿で東海道五十三次の第一番目の宿場です。
(南品川宿・品川歩行新宿・北品川宿の三宿で 成り立つていたそうです)
3代将軍徳川家光が東海寺に入るとき、沢庵和尚が迎え出て禅問答をしたとされる場所で、将軍が「海近くして東(遠)海寺とはこれ如何に」 和尚「大軍を率いても将(小)軍と言うが如し」 の禅問答を交わしたそうです。
品川歩行新宿(しながわかちしんじゅく)
高杉晋作や桂小五郎を始め多くの志士達が愛用した旅籠屋の相模屋は外壁が土蔵の様な海鼠壁であっ
たことから土蔵相模と呼ばれていたそうです。
昔、この辺りは直ぐに海でした。
品海公園にあった海岸石垣の名残の立札
公園の名前の由来は1868(M元)年に明治天皇が京都から江戸入りの行幸の際に休憩した行在所と
なったことに因み聖蹟公園と命名されたそうです。
宿場の旅館は本陣・脇本陣・旅籠屋・木賃宿などにランク付けされて、本陣は大名や旗本・幕府役人・
勅使・公家などの宿泊所として指定された宿で一般の者は泊まることが許されていませんでした。
旧本陣の遺跡は復元井戸ぐらいで何も残っていません。
<続く>