「議会はどこも同じだけど、市役所の雰囲気はすべて違う!」
新聞記者として、愛知県の春日井市や犬山市、小牧市、岩倉市などのエリアを担当していたころ、そんな思いを持ちました。
三重県ではひとつひとつの市の面積が巨大です(例えば、松阪市は624平方キロで東京23区より少し大きく、名古屋市の2倍。津市は700平方キロメートル)。
それに対し、人口密度の高い愛知県の市の面積は小さいところが多く、春日井市で92平方キロ(人口29万人)、小牧市62平方キロ(14万3千人)、犬山市79平方キロ(7万3千人)、岩倉市10平方キロ(4万6千人)となっています。クルマで20〜30分走ったら隣の市という感覚です。だから、市役所回りをしていても面白いもので、小牧市の職員が犬山市市民であったり、逆に小牧市民が犬山市職員であったりという人口のねじれ現象はざらです。
新聞記者として駆け足で各地の市役所を行き来していたのですが、そんなに近い所同士でも、市役所の玄関のドアを開け、一歩、庁舎の中に入ったときからそれぞれの市役所の雰囲気はガラリと変わるものです(不思議と議会だけはどこもつまらないものでしたが・・・)。
市役所の玄関を入って受けた印象は次のようなものでした。
①温かい雰囲気②さわやかな雰囲気③効率よく仕事をしている④一生懸命な雰囲気⑤こもった雰囲気⑥よそよそしい雰囲気⑦気色の悪いくらいおだててくれる所…。
感じ方には、良いも悪いもいろいろです。
①と④の組み合わせなど、いろいろなパターンがありますが、⑤と⑦の組み合わせもありました(そこは汚職で市長が逮捕されました)。
総じて印象がプラス(良い方)の自治体は、①若手が生き生きとしている(笑顔・元気・仕事を楽しんでいる・仕事に情熱を持っている)②年配の職員が押し黙っていない(不必要に警戒心を持たない)③「こうしたい」「ああしたい」と前向きに夢や理想を語りかけてくる職員が多い④全国の自治体の動きなど情報をたくさん持っている職員が多い⑤自分の仕事を語りたいと思っている職員が多いーーなどといった共通点があるようです。
わたしが今年3月の議会の一般質問で「市役所の人と組織と」をテーマに選んだのは、記者だった10年前に感じた体験が背景にあるからです。
新聞記者として、愛知県の春日井市や犬山市、小牧市、岩倉市などのエリアを担当していたころ、そんな思いを持ちました。
三重県ではひとつひとつの市の面積が巨大です(例えば、松阪市は624平方キロで東京23区より少し大きく、名古屋市の2倍。津市は700平方キロメートル)。
それに対し、人口密度の高い愛知県の市の面積は小さいところが多く、春日井市で92平方キロ(人口29万人)、小牧市62平方キロ(14万3千人)、犬山市79平方キロ(7万3千人)、岩倉市10平方キロ(4万6千人)となっています。クルマで20〜30分走ったら隣の市という感覚です。だから、市役所回りをしていても面白いもので、小牧市の職員が犬山市市民であったり、逆に小牧市民が犬山市職員であったりという人口のねじれ現象はざらです。
新聞記者として駆け足で各地の市役所を行き来していたのですが、そんなに近い所同士でも、市役所の玄関のドアを開け、一歩、庁舎の中に入ったときからそれぞれの市役所の雰囲気はガラリと変わるものです(不思議と議会だけはどこもつまらないものでしたが・・・)。
市役所の玄関を入って受けた印象は次のようなものでした。
①温かい雰囲気②さわやかな雰囲気③効率よく仕事をしている④一生懸命な雰囲気⑤こもった雰囲気⑥よそよそしい雰囲気⑦気色の悪いくらいおだててくれる所…。
感じ方には、良いも悪いもいろいろです。
①と④の組み合わせなど、いろいろなパターンがありますが、⑤と⑦の組み合わせもありました(そこは汚職で市長が逮捕されました)。
総じて印象がプラス(良い方)の自治体は、①若手が生き生きとしている(笑顔・元気・仕事を楽しんでいる・仕事に情熱を持っている)②年配の職員が押し黙っていない(不必要に警戒心を持たない)③「こうしたい」「ああしたい」と前向きに夢や理想を語りかけてくる職員が多い④全国の自治体の動きなど情報をたくさん持っている職員が多い⑤自分の仕事を語りたいと思っている職員が多いーーなどといった共通点があるようです。
わたしが今年3月の議会の一般質問で「市役所の人と組織と」をテーマに選んだのは、記者だった10年前に感じた体験が背景にあるからです。