教え子の甥っ子たちだ 気をつけろよ
この年齢では 何が何だか判らないだろうな ちょっとした遊び場で お山の大将俺一人 と言ったところだろう
滑らないか見守っていたが・・・器用なものだぞ 大きくなって思い出してくれたらそれでいい
教え子の甥っ子たちだ 気をつけろよ
この年齢では 何が何だか判らないだろうな ちょっとした遊び場で お山の大将俺一人 と言ったところだろう
滑らないか見守っていたが・・・器用なものだぞ 大きくなって思い出してくれたらそれでいい
生ごみを埋めに裏庭に出た おー アメリカフウロ が咲いている
ゲンノショウコも仲間だ 結実すると お神輿の屋根の様な形になる ミコシグサと言う別名もある
げっ 何なんだ このくつろぎ方は 殆ど我家と言った感じだな・・・目の前には給仕係もいるしな
はー 余裕ありすぎじゃないか・・・はー 何考えているんだか
ここまで近づいても微動だにしない 目は何処かな やれやれだぜ
南宋の人 陸游(1125~1209)の 七言絶句
贈猫
執鼠無功元不劾 一箪魚飯以時来 看君終日常安臥 何事紛紛去又回
猫に贈る
鼠を捕る功績が無いのを、糾弾する気はさらさらない。魚を混ぜてやった飯一膳には、時間通りにありつきに来るけれど。日がな一日いつだってのんびり寝ている君を見るにつけ、ばたばた行ったり来たりしている自分のことがわからなくなるよ。
この詩の猫はどうやらぐうたらで、食事時だけにはきちんとあらわれる。と詩っている。
中国名詩選【下】川合康三編訳 岩波文庫 より