かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

ウィーン軍事史博物館(25)

2015-12-16 21:21:02 | 旅行
これはキャンバスのような布でできた装備なのだが、
写真がぼけぼけで何だかわからない。

右の物体は、先が細い筒のような形をしている。
前に並べてある丸い物体は、メダルかと思ったらボタンのようだ。


この四角い箱は何だろうと思って中を見ると、コンセントのようなものが付いている。
電源装置なのだろう。


これは軍隊で使われた、いわゆる軍馬である
もちろん本物ではなくて模型だが。
馬さんも悲しそうな表情をしている。


これはリュックサック。
左の布製品は、袋のようにも見える。

わたしは、鞄の類いが大好きで、色々な形や大きさのものを持っている。
(と言っても、ブランドものは持っていない。高くて買えないからだ。)
特にこのような機能的なリュックは大好きで、
その昔東○ハンズで買った帆布製のリュックがこんな形をしていた。
とても気に入っていたのだが、とてつもなく重かった。
なぜかというと、わたしの悪い癖の1つが、鞄の大きさに比例して中に入れるものの量が変わることであるからだ。
したがって、鞄が大きくなると当然のごとく重くもなる。
そのため、あまり使わなくなり、今はクローゼットにしまってある。

これは兵士の装備品なのだが、これまでのものよりも豪華な気がする。

それもそのはず、これらはオーストリア=ハンガリー二重帝国の最後の皇帝であるカール一世に関わるものだからだ。
カール一世の肖像画の横には、王位継承についての説明文がある。

カール一世は、FF(フランツ・フェルディナント)の甥にあたり、
フランツ・ヨーゼフ帝が亡くなった1916年に跡を継いで即位したとき、まだ20代であった。
第一次世界大戦終結後、帝国が崩壊して皇帝一家はスイスに亡命したが、
後の政治活動(帝国復活を目論んだが失敗)のためにスイスも追われ、
ポルトガルのマデイラ島で35歳の生涯を閉じた。
何百年も続いたハプスブルク家最後の皇帝にしては、淋しい最期である。