近所の比丘尼公園は,横を通る白子川の水が溢れそうになった時は,貯水池に変身する施設の役目も兼ねています。そこが,今年の春あたりから改築工事中です。古いコンクリートの堤が解体され,端の方から新しい護岸タイプのブロックが積み重ねられる作業が,毎日根気よく続けられています。
そのブロックの一番上段の形と積み方がこの写真です。ブロックのひとつひとつは微妙に凹凸が違うので,角のりんかくをきれいに揃えるのはかなりの技術のようです。ご覧のように,ブロックのお尻の箇所は,それぞれに合わせた大きさの違う小石が枕のように使われて,高さの調整がされています。左から2番目は小石が外れて,カックンの状態ですね。
そしてこちらの写真が仕上げになります。このコンクリートを流して固めた中では,上段のブロックが密かに小石の枕をお尻に当てているという訳です。このように出来てしまうともうそれを知ることは出来ませんが,こういう堤を見た時には思い出してしまいそうです。
ここで初めての短歌を一発。一発とは言わないか(^o^;)。
尻の下 小石持て置き ブロックの
定まる秘密 たれぞ知るらむ
(追記 2007.11.23)
ここ辺の地図を入れておきます(グーグルマップ航空写真+地図)。
次の日記(2007.11.23)とも関連しています。
クリックで拡大されます。
小石のない現場ではどうするんでしょうね。
でも,例え非効率でも,小石を使う方がいいなー。
うちは白子川の源流に近く、散歩道には、湧き出る水源の地下水脈を汲み上げて提供している「町田の深水」というのがあります。
蛇口をひねると出る地下水は、ペットボトル2本分で50円、ポリタンク1缶で100円。
ミネラル分は、「六甲の水」よりもやや柔らかく、「南アルプスの天然水」よりは硬いとのことです。
水質試験結果書も貼り出してあって、飲料に適しているとのお墨付きです。
私はまだ飲んだことはないのですが、お酒を割ってみてもいいかもしれませんね。
陰丸さんの家からは少し遠いと思われますが、機会があったら来てみてください。
今,東映裏の白子川の工事中の目隠しに,白子川の源流からずーと追った写真が沢山展示されています。そこに「ここが源流」というのもありました。
「町田の深水」には,地図でよく調べてから行った方がいいかもしれませんね。 もし,そこへ行ったら,ブログに投稿します。
情報をありがとうございます。
補足の航空写真を追記します。