今日の午後 飛び込みで
auの人が 今なら(かんたんケイタイ)に無料で変えられます。
変えないと、来春今の機種は、使えなくなります
と言われても
玄関で、ゴムひもひとつ買った事のない私は
(あなたが、auの社員だという事を証明して下さい)と応えた。
彼は会社に電話するが つながらず
(上司に、電話して下さい)と言うと、上司に電話した。
上司は(社員だと保証します。胸に下げている保証カードを御覧ください)
と言うので見ると、カードを下げているので、家に上げた。
夫の勧めに従っただけだが、なんと3時間掛かった。
大柄で純朴そうな彼は、
1回ごとに(ありがとうございます)を繰り返した。
手がふるえていた。
(僕は営業は、得意なんです)と一言、大阪人27才は言った。
そこが20代だと思ったが、黙っていた。
(足の悪い方が 多いですね)には応えた。
(私の足は、たまたま4~5日前から、具合が悪いだけです)
そこが、27だよ と又思った。
密談形式なので、遠ざかって 夕飯を作った。
長い事お邪魔しました
彼は言った。
今日は 工事の職人も入っている
本当に 長い時間だった。
娘が自販機で買ってきた お茶とコーヒーを差し出し
(おすきなのを どうぞ)と言うと
彼は素直に コーヒーを選んだ。
ゴムひもも買った事がないのに、彼のお陰で
無料で(かんたんケイタイ)を手に入れた日だった。
R3.5.13
付記
もう一つ、オチがあるのですが。最後の頃、彼は(今度は、お客様の証明が必要なのですが)と言い、
つい私は(保険証でいいですか?)と聞きながら、彼に1本取られたと苦笑いをしました。
彼は玄関で動揺し、最後に、彼は彼で手を打ったのです。
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