10月19日。私の娘と母は,朝の10時にタクシーで新宿に遊びに行く予定だった。
その朝の10時に,東京無線のタクシーを呼んで,娘が母の部屋に行くと,ベッドの下で仰向けの母を発見した。どうも,前の晩から倒れて動けなくなっていたらしい。しかも,窓を少し開けたまま……。
歩行困難と意識混濁,両手の震え。目が虚ろ。
救急車の要請。数カ所の病院から断られて,関町の脳外科病院へ行き,脳の検査。結果,その年齢並みの状態で,特に対策の治療はないとのこと。
帰宅して,2日間,トイレの時以外は延々と眠り続ける。眠り続け過ぎる……。
それまで緩やかな進行だった認知症が,急に進行する。
もう一度救急車。順天堂で検査の後,そこはベッドの空きがないので西武池袋線上の病院へ入院。
この後,どうするのか,どうするのがベストなのか,親族や専門家に相談しながら,手探り中。
いまの所,明るい91歳の認知症なので救われています。ふざけて変顔をするのは,事情を知らないとホラーです(^o^;)。
母と娘の手。