鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

『形而上学』(アリストテレス)〜根源を問うこと、あるいは概念規定〜

2020-05-22 13:37:00 | リハビリ室閉鎖中の日記
 『形而上学』(アリストテレス)を読み返している(正確に言えば、眺めているか?)。

 若さのある時に、しっかりと学びたかった、との思いがする。

 例えば、『形而上学』のΔ巻で「始まり(αρχη)」について、説かれている。

 様々な角度から、様々な意見を取り上げて、その共通性に着目して......。

 本当にすごい人。それも二千年以上前の人なのだから......。

 何がすごいのか、と言えば、人類史上初の、まだ正解の無い問題に、そこまでの人類の英知を総動員しての思弁を、そこにさらに自身の思弁を重ねて......。

 せめて、自身は自身の専門分野で、と思う。


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