鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

昭和19年1月1日生の謎(1/2)〜時代の心・社会の心から人間の心へ〜

2015-06-09 21:59:02 | 日記
 今回は、突然の質問から始めます。先日、患者さんのリハビリ処方箋を見ると「昭和19年1月1日生」とありました。でも聞いたところこの患者さんは本当は「12月25日生」でした。何故「1月1日生」にこの方のご両親はしたのでしょうか?

 この方から教えられた「1月1日生」になった理由を聞いて私は、自身の予想とあまりに違ったので心底驚かされました。
 それとともに物事は、その物事の生まれて来た時代の心・社会の心が分からなければ本当には分からないのだということ、場合によっては全くの見当違いの捉え方をしてしまうのだということを、時代の心・社会の心を知ることの大事性を、これは、自身の生きている時代・社会の物事でもそうなのですが、歴史上の物事であれば尚更であると痛感させられました。
 

(続く)
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。