東洋医学の理論~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

フットケアについて(補)〜哺乳類としての足の使いかたを〜

2019-05-21 14:43:30 | 運動・鍛錬・リハビリ
フットケアと称して、巻き爪、ウオノメ、タコ、外反母趾等々に対処してくれるところがある、と知った。何故に足は(手に比して)そんなにトラブルが多いのか!?との思いへとなっていった。

先日、知人がフットケアサロンなるものをオープンさせた、と知った。当初は、そんなものが仕事になるのか?と不思議な思いがした。

しかしながら、リハビリ室での患者さんの中にも、巻き爪、外反母趾、ウオノメ等のトラブルを抱えていて、それによる体重のかけかたのアンバランスが原因となっての腰痛、股関節痛、膝痛等と思える事例が珍しくないということを思うと、そういう仕事も必要なのかと納得された。

とはいえ、(ほとんどの)足のトラブルというものは、南郷先生が説かれているように、哺乳類としての足の使いかたをしないから、であると思える。

そう考えると......であるが、結果として、そのような論理を分かることも、実践することも、通常ではあまり無いということを思うと、それもまた必要な仕事と思える。

ただし、他のあらゆる病と同じく、その病になっていく環境との相互浸透をそのままにでは......とも思える。
哺乳類としての足の運動とは、端的には裸足で歩くことである(自身では冬の寒い時期と雨の日以外、この数年雪駄か下駄の生活を送っていることもあってか、足のトラブルとは無縁である)が、人間は哺乳類の中でも猿類の進化したものであるだけに、木に登る足の運動もまた必要である、と思える。

具体的には、木に登れば良いのだが、近頃はそうもいかないのかも、とも思える。

何か代用の運動と考えると、タオルを足で引き寄せる「タオルギャザー」等は少しは役に立つかもしれないと思える。
コメント    この記事についてブログを書く
« 『真実の人間の物語』〜自身... | トップ | スマホの弊害〜考え続けるこ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。