東洋医学の理論~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

『哲学・論理学研究(第一巻)』〜The proof of the pudding is in the eating.〜

2020-06-06 08:24:00 | 鍼灸理論・東洋医学
 『哲学・論理学研究(第一巻)』(悠季真理 著 現代社白鳳選書107)を読み返している。

 『南郷継正 武道哲学 著作・講義全集(第三巻)』(南郷継正 著 現代社)を読むにあたっての、導きの灯となる書である、と思う。

 のみならず、真面目に東洋医学をその原点から学びたい、端的には、「古典に還れ」を実践したいとの志を持つ方にも、その導きの灯となるもの、と思う。

 端的には、「古典」の背後の認識=古代中国の人類の認識は如何なるものなのか?を垣間見せてくれる、数少ない書である、ということ、である。

 「古典」の言葉を文法的に、如何に見事に訳して見ても、「古典」のココロは分からない。鍼灸の実践に役立つことは無い。

 その「古典」のココロを垣間見せてくれる、垣間見る方法を説いてくれる書である、と。

 「古典に還れ」を真摯に受け止め、実践せんとする方におすすめする所以である。

 本当かな?と疑う本ブログ読者の方には、まずは一読を!とおすすめしておきます。


 

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