鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

夏も終わる〜土用波に思うこと〜

2019-08-26 07:58:46 | 日記(2)
海でのリハビリ行った。季節の移り変わりを実感した。 先日の鹿児島行以来、胸部に痛み(おそらく肋間神経痛)があり、なかなかに治らないので、昨日は海でのリハビリ行った。 波が荒く(おそらく土用波)、僅かに二時間ほどの海中での運動であったが、荒波に翻弄されることで船酔いのような状況となってしまった。 三半規管等の平衡感覚をつかさどるものの衰えを、自身の衰えを、土用波波へと変わっていっている波の激し . . . 本文を読む

目に見えないものを視ること、書くこと〜脈診は何を視ているのか〜

2019-08-26 06:43:04 | 覚え書(2)
目に見えないものを書くこと(目に見えるようにすること)の大事性困難性。 我々の施術で考えても、目に見えないものを見ることは大事性なことである、というよりも、そのことを抜きにしては病の実態(これも目に見えないものである)に迫れない、ゆえにまともな施術が可能となって行かない。これは自身の事実で考えてみれば......。 それだけに、人類はその努力をしてきた。それのみならず、目に見えないものを視たも . . . 本文を読む

目に見えないものの二重性〜事実的と論理的〜

2019-08-26 00:14:39 | 覚え書(2)
目に見えないものにも二重性がある。 事実的と論理的。 前者は、例えば、身体の内部構造、過去の出来事(=病の経過)、生活過程(食、睡眠、運動)、経絡、経穴......。 後者は、例えば、神経とは何か、病とは何か、食とは何か、経絡とは何か......つまり、ものごとの共通性だとか一般性だとか、過程的構造だとか......。 両者は共に目に見えないもの、ではあるけれども、違うものである。 論理 . . . 本文を読む