ミノルタが開拓した屈曲光学系のレンズを搭載してコンパクトに防水を実現したパナソニック ルミックスのFTシリーズです。
パナソニックでは他社のように防水以外で薄くてスタイリッシュなデジタルカメラを販売していないので屈曲光学系レンズ搭載はこのFTシリーズのみとなる。
このFTシリーズは「タフ コンパクト」と紹介されていることからアウトドア向けで基本的に上位機種でアウトドアスポーツのFT一桁、普及クラスでファミリーユースのFT2桁と別れております。このFT20はファミリーユースで現在は後継機のFT25が販売されてます。
レンズは単焦点ではなくズームレンズなので普通のデジタルカメラのようにズームが出来る。しかもご自慢の手ブレ補正付きでスピードフォーカス、防水5mやMP4動画など様々な機能が詰め込まれています。
デザインは普通のLUMIXとそんなに変わらず右下のLエンブレムの付いている。このLですがパルックプレミアにも付いていたりしてよく分からないエンブレムです。
ボディは金属製なので触るとヒンヤリする。
液晶モニターは2.7インチとほどほど
操作系は防水なのでズームがボタン式なくらいで他のLUMIXシリーズとあまり変わりません。
何世代も前に既にUIは完成しているので特に変化は見られない気がします。
液晶モニターは最近ありがちなむき出しではなく防水の為プラスチックか何かに守られているので防水のほかに液晶モニターそのものを割ってしまうことも少なそうです。
これもお馴染みの配置
しかし水が入ってしまうモードダイヤルは無く、モードダイヤルの変わりはMENUボタンから行います。
動画モードボタンは独立
Panasonic DMC-FT20
LUMIX DC VARIOレンズ搭載 MEGA O.I.S.
1:3.9-5.7/ 4.5-18 ASPH. 25mm WIDE
上位機種であるFT一桁シリーズはLEICAブランドエルマーレンズ搭載ですが普及クラスのFT2桁は自社ブランドのLUMIXレンズを搭載しています。LUMIXレンズといってもLEICAブランドと比べると劣る点はあるかもしれませんが同じ山形工場で生産されているらしく、しかも最近登場した屈曲光学レンズならばそんなに変わらないでしょう。
LEICAブランドを見送ってその分ライセンス料の分をコストダウンしていると思われます。
10群11枚(非球面9面5枚) LUMIX DC VARIO
光学ズーム4倍(デジタルズーム4倍)
ASPHは非球面レンズ、MEGA O.I.S.は手ブレ補正の証
広角レンズ
有効画素数は1610万画素と完全に新世代のセンサーです。
中国製
日本製ならば福島工場製ということになるのですが低価格コンパクトデジタルカメラは海外生産や外部OEMにすると言っているので普及機で国産はほぼなくなるでしょう。
Panasonic 品番DMC-FT20 パナソニック株式会社 中国製
メモリーカードスロット兼電池ボックスは側面にあります。
SD/SDHC/SDXCと最近のデジタルカメラな為大容量のSDXCカードにも対応。
バッテリーはPanasonic LUMIX DMW-BCK7
3.6V 680mAHで中国製
PSEマークのアルファベットがMARとなっているが何か表しているのだろうか。
電池容量が680mAhと少ないですが本体が最近の機種なので省電力化が進んでいるのかたいして問題にもならないのでしょう。
メーカー : パナソニック株式会社
MADE IN CHINA
発売 : 2012/02/16
メディア : SDカード、SDHCカード、SDXCカード
素子 : 1660万画素1/2.33型CCD (有効画素数1610万画素)
レンズ : LUMIX DC VARIO LENS Opt×74 25mm-100mm 1:3.3-5.2
モニター : 2.7インチ 23万ドット
電源 : リチウムイオン電池 Panasonic LUMIX DMW-BCK7
手ブレ補正 : 光学式
1つのジャンルとして確立して各社から発売されている防水デジカメですが色々な面が進歩していっているみたいです。
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