各社様々なメーカーが販売しているニッケル水素電池。そのメーカー公称値をまとめてみました
※値はすべて単3形です
SONY
最少容量(min.) | 繰り返し回数 | 1年後残量(%) | 原産国 | メーカー | 電圧(V) | 継ぎ足し充電 | カラー | 型番 | |
ゴールド | 2000 | 1000 | 75 | 中国 | ソニー | 1.2 | ○ | 1 | NH-AA |
シルバー | 1000 | 3000 | 75 | 中国 | ソニー | 1.2 | ○ | 1 | NH-AA |
ブルー(廃版) | 1900 | 1000 | 85 | 日本 | ソニー | 1.2 | △ | 1 | NH-AA |
グリーン(廃版) | 2300 | 300 | ━ | 日本 | ソニー | 1.2 | × | 1 | NH-AA |
現在販売されているモデルはサイクルエナジーゴールドとシルバーです。
シルバーは容量を抑える代わりに価格を抑え、繰り返し回数を増やしたエントリーモデルですが、繰り返し回数が3000回と国内メーカーの中で1番多いです。しかし、こんなに充電を繰り返すのかが疑問なのと、実際に家庭環境で使用してみてもこんなに使えるのか?などといった点があるとは思いますが、サイクルエナジー自体が結構安値なのでニッケル水素電池入門といった感じではいいかもしれません。
ゴールドは容量2000mAhの標準モデルですが、繰り返し回数が1000回とこのクラスにしてはとても少なめです。しかし、サイクルエナジーそのものが安価なことが多いので購入してみる価値はあると思います。実際に1000回使用するかわからないですし
三洋のOEMであった?ブルーに比べて自己放電がゴールドはひどくなっているのは生産元が変わったからでしょうか
TOSHIBA
最少容量(min.) | 繰り返し回数 | 1年後残量(%) | 原産国 | メーカー | 電圧(V) | 継ぎ足し充電 | カラー | 型番 | |
IMPULSE(青) | 2400 | 500 | 85 | 中国 | 東芝ホームアプライアンス | 1.2 | ○ | 1 | TNH-3A |
IMPULSE(水) | 1900 | 1500 | 85 | 中国 | 東芝ホームアプライアンス | 1.2 | ○ | 1 | TNH-3M |
TOSHIBA NI-MH | 950 | 1800 | 85 | 中国 | 東芝ホームアプライアンス | 1.2 | ○ | 1 | TNH-3L |
TOSHIBA NI-MH(廃版) | 2300 | 500 | 日本 | 東芝電池 | 1.2 | ? | 金/銀 | TH-3K |
東芝の充電池は比較的最近に発表されたためかすべてが自己放電用抑制型になっています。このIMPLSEシリーズには他メーカーがあまり出していない単1形、単2形、6P形があるのでそれで購入された方もいらっしゃるかと思います。
スペーサーでも一応単1形は作れるのですが、容量は増えないのでそのまま単1形を購入した方が良いかもしれませんが高価な専用充電器が必要になるなどといった欠点もあります。
このIMPLSEシリーズですがラインナップがほぼeneloopと同じなのです。しかも特に高容量型は価格がeneloop proとは結構違うので利用してみるのもありかもしれません。
電池の形状、充電器の「JAPAN LEXEL」の記載などからLEXELのOEMなのでは?とも言われている充電池です。
充電池は容量が大きくなると繰り返し回数が少ない、価格が高くなる、充電時間が長くなる といった傾向があります。自分の使い方を考えて最適なタイプの物、メーカーを選べばよいと思います。
※数値はあくまでもメーカー公称値です。