立ち読み
「ドストエフスキーの人間力 」 齋藤孝/著
を、立ち読みしてきた。
斉藤氏の本は「引用」が多い。
以前「だんどり力」を読んで、なんだか、もの足りなかった。
「だんどり力」があるほうが、ものごとスムースに動く、
ということを、いろんな文献から、引用して紹介するだけ。
だから「だんどり力」をつけるにはどうしたらいいのよ!
と言いたくなった。
しかし、斉藤氏にしてみれば
これは「だんどり力」のつけ方を教える本ではありません。
と言い返してきそうだ。
だから「ドストエフスキーの人間力」も買わない。
立ち読みしたのは、亀山先生の解説の部分だけ。
それだけ。
この時期、亀山先生に本の解説を書いてもらうというのは、
なんか、いかにも「お商売」ってかんじがするな~。
しょうがないか。
不滅の少女
80歳の女性が、「わたしは、まだ18の娘の気分」と言っていた。
もうすぐ60歳になる独身の息子がいる女性だ。
彼女こそ「不滅の少女」かもしれない。
矢川さんとは、大違いだけれど。
矢川さんが身ごもった小さな命。
無事に生まれていたら、どんな人になっていただろう。
澁澤氏と、矢川さんの大きな大きな才能を受け継いで、
どんな人になっていただろう。
美しい人?
すばらしい翻訳家?
異端の人?
ワインの力もあって、今夜はそんなことをとりとめもなく考えてしまった。
そうだ、わたしも「不滅の少女」をめざそう♪