くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

五間櫓の踏ん張りを応援したい

2016年07月19日 | 熊本地震後の熊本城

こんにちは。

くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。

 

 

崩壊した北十八間櫓ことを何度も記事にしたように思っていましたが、過去記事を見直してみると少なかったです。

そして、北十八間櫓の隣の五間櫓に関してはほとんど書いていませんでした(^^;;

北十八間櫓の記事にちょっと付け足すぐらい・・・。五間櫓に申し訳ないことをしてしまった。

北十八間櫓も五間櫓も私には大切な大切な櫓なのに。五間櫓さん、ごめんね。

今日はいっぱい書くからねー 見ていてくださいね。

 

2016年5月16日
一年前の熊本城の北十八間櫓と地震後の北十八間櫓

2016年5月27日
地震後にKKRホテルから見た熊本城

2016年7月7日
北十八間櫓の土台がひび割れ(T_T)



まずは地震後の写真を比べてみましょう。

右上に残っている櫓が五間櫓です。

左の完全に崩れているのが北十八間櫓です。

北十八間櫓が地震で崩れる時に踏ん張って踏ん張って踏みとどまったのが五間櫓です。

東十八間櫓、北十八間櫓、五間櫓はくっついているので、大きな東十八間櫓と北十八間櫓が崩れる時、五間櫓もめちゃ苦しかったと思います。地震前まで仲良く手を繋いで江戸時代から今日まで仲良く暮らしていたのに、突然の大きな地震で五間櫓だけ手を離すことになりました。手を離す瞬間辛かっただろうし、悲しかったと思います。

2016年4月27日撮影

 

2016年4月27日撮影

 
 
 
 

2016年4月30日撮影

 

 

2016年4月30日撮影

 

 

 ここからの写真は2016年7月16日撮影。

 

 

 

 

 

地震後3ヵ月過ぎましたが、五間櫓は今も踏ん張っています。

6月からの大雨にも耐えて必死に踏ん張っています。

キツイと思います。でも、どんなことをしてもここから崩れ落ちない、崩れ落ちたくないと必死に踏ん張っています。

 

私は北十八間櫓と東十八間櫓がここに戻ってくるのを待っているの。

だから、どんなことをしても私まで崩れるわけにはいけないの。

 

ここの前に立っていたら、こんな声が聞こえたような気がします。

私には想像できないほどの櫓同士の想いがあるんだと思います。

だからこそ、一日も早く元に戻してあげたい。五間櫓に笑顔が戻るように何もかも元に戻してあげたい。 

 

 

北十八間櫓の土台のひび割れはさらにひどくなったように見えます。

梅雨明けしたので、しばらく雨は降らないでほしい。

そして、できるなら台風が来る前に応急措置をしてほしい。

地震で崩壊した熊本城を見たとき涙が止まらなかった。

でも3か月たち、さらにひどくなっていく熊本城を見るのはあまりにも辛い。 

 

  

熊本城は特別史跡であり、北十八間櫓は重文です。

だから応急措置ひとつ行うにも慎重を期さなくてはいけない。

ここから石垣を取り出し、栗石を取り出し、使える建材もきちんと保管してなくてはいけない。

気の遠くなる作業が待っています。でも、ひとつひとつクリアして復興させなくてはいけない。

  

 

いつか、いつかすべて復興したときに、五間櫓が踏ん張ったことをひとりでも多くの人に伝えたいと思います。

そのためにも今も必死に耐えている五間櫓の姿を目に焼き付けておきたい。

   

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