くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

2016年11月の熊本城(15) 二の丸広場から見る天守閣、宇土櫓

2016年12月04日 | 熊本地震後の熊本城

おはようございます。

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今日は二の丸広場から熊本城のメインの建物 天守閣と宇土櫓を楽しみます。

(2016年11月中旬撮影)

写真一番右の建物が西大手櫓門です。大きな木のむこうにある建物です。

地震前はこの門をくぐり、天守閣のある本丸に向かいました。

正面の石垣には157メートルの西出丸塀がありましたが、地震で西出丸側に倒れてしまいました。

 

 

この規制線がいつ取れるのかわかりません。

一日も早く規制線がひとつでもふたつでも無くなってほしいです。

ブログで、『規制線が取れました』 『規制線が無くなりました』って書きたいなー。その日が待ち遠しいです。  

 

 

 

  

最初は大小天守と宇土櫓が一列に並んでいましたが、北側に少し行くと建物がふたつに!!! 

 

 

そして、さらに北側に進むと大小天守閣と宇土櫓がひとつの塊に。

100メートルちょっとの空間でこれほど景色が変わるお城はほかにあるだろうか? 

 

 

 

 

 

最近はここで記念撮影をする人が多いです。

大小天守閣と宇土櫓をバックに、そして崩れた石垣をバックに・・・。

 

 

 

大小天守閣と宇土櫓がひとつの塊になったところで、目を右に向けてください。

西大手櫓門と南大手櫓門が見えます。

熊本城の西側はなだらかな斜面が続き弱点でした。だから加藤清正公は本丸の西側に西出丸を作り、西大手櫓門、南大手櫓門、北大手櫓門の造りました。

大手門は正門にあたりますので、三つの大手門があるのはとても珍しいです。これも熊本城の自慢のひとつです。

 

 

 

写真左に白いものが見えますが、これは倒壊した続櫓をカバーしているシートです。

その向こうに屋根が見えますが、これが本丸御殿です。

平成20年に復元されましたが、こちらも地震の影響で入ることはできません。

本丸御殿は2016年10年12日に地震後はじめて報道関係者に公開されました。

建物の構造や天井画、障壁画などに影響は見られませんでしたが、壁のしっくいがひび割れたり、剥げ落ちたり・・・。

また地盤沈下の影響で昭君之間の框(かまち)(段差部分の化粧材)が傾斜。そして廊下も傾きが・・・。

 

 

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無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
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