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くまもとよかとこ案内人の会

熊本観光ボランティアガイドの会です。主に熊本城や熊本市内をご案内いたします。

池上日吉神社も地震の影響が・・・。

2016年12月27日 | 神社・仏閣

おはようございます。

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明治の廃仏毀釈で池辺寺は打ち壊されました。 

独鈷山にあった日吉神社を移したのが現在の池上日吉神社 です。

地震の影響でここからは入れず。 

 

 ここも崩れています。

 

もうひとつの入り口から入りましたが、ここも鳥居が・・・。 

 

 

 

 

 

 宝篋印塔台座。この境内でもっとも古い年号・応永三年が刻まれているそうですが・・・ 見てもよくわかりませんでした(^^;;

 

 

これも古いものですがよくわからず(^^;;

 

 

ここは日吉神社の奥にある石仏です。

廃仏毀釈のときにお地蔵さんの首を取られたり、顔を削られたり・・・。

 

 

 

住職の墓碑。

ここも地震でひどい状態でした。 

思っていたよりもあちこち地震の影響で、それが見るに忍びなく、ここでの説明がまったく頭に入らず。

 

池上日吉神社
熊本市西区池上町

 

 

池辺寺は伝説がいろいろと残る魅力あるお寺です。繁栄、荒廃、再興を繰り返しながら明治のはじめまで存続しました。

まだまだわからないことがいっぱいありますが、今後も可能な限り足を運び、いろいろなことを知りたいです。

 

 

くまもとよかとこ案内人の会は、

熊本城を中心に熊本市のよかとこ!(良い所)をご案内しています。

熊本城下『城彩苑』に平日3名、土日祝日4名が待機しています。赤いジャンバー(ポロシャツ)のユニフォームが目印です。

無料で熊本城を1時間位ご案内致します。
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城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
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ガイド料は無料ですが、交通費としてガイド1名に付き2,000円お願いしております。 

 

観光ボランティアガイド 『くまもとよかとこ案内人の会』
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   桜の馬場 城彩苑 総合観光案内所内
電話 096-356-2333


山岳寺院・国指定史跡『池辺寺跡』

2016年12月26日 | 神社・仏閣

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整備工事が完了した池辺寺跡に行ってきました。

道君首名(みちのきみのおびとな)の名前を聞いたことはありますか?

この人、天武天皇の子・刑部親王や藤原不比等らと律令選定に携わった人です。

この人が築後・肥後の国司となり、肥後にやってきます。国司になった首名は人々に農業や養鶏、養豚などを教えます。

そして灌漑用のため池・味生池を作り、後々まで人々はその恩恵を受けました。でも、この池は今はありません。清正公のときに水田化されました。 

これ何かわかりますか?

石が山のように積み上げています。

 

これ、 石塔です。

レプリカですが、この石塔がここに100もありました。 

 

池辺寺跡です。

池辺寺は奈良時代のはじめに創建されたと伝わる山岳寺院です。

味生りに建てたことから『池辺寺』と名付けられました。 

手前に根本中堂、その奥に10列×10列=100基の石塔が築かれました。

今から800年の前のことです。

 ここが根本中堂があったところです。

 

 

実際のところ、こんなに立派なものが建っていたのかわかりませんが・・・。

これに近いものがここにあったかも。いやー、凄すぎる。

 

 

 

 

根本中堂をまるで守るように、背後に造られた百基の石塔。

これが何のために造られたかはわかっていないようですが、この場に立ち往時の様子を想像するだけでもわくわくします。

 

ここが残っていたのは、古くから地元の人の間で、『開墾してはいけない』と言い伝えられていたそうです。

もし、言い伝えがなかったら、これだけすごいものは残らなかったわけで・・・。

言い伝えって大切ですよね。詳しいことがわからなくても、触っていいところいけないところがあるんですよね。 

国指定史跡「池辺寺跡」 

 

 

 

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復旧工事がはじまった阿蘇神社(2)

2016年11月18日 | 神社・仏閣

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昨日の続きで、今日も阿蘇神社です。 

阿蘇神社は全国的にも珍しい横参道です。昨日は南側から境内入ったところを紹介しました。

今日は北側から入ったところを紹介します。

東向きにある楼門。

この楼門は地震で倒壊してしまい、今は通り抜けできませんが、楼門の前でお参りができるようになっています。

 

 

 

 

 

大きな大きな楼門がこんな姿になるとは・・・。

この日ボランティアガイドさんにいろいろとお話しを伺いました。

その中で、『楼門と拝殿は静かに崩れました』と言われたことが強く印象に残っています。

熊本城は大きな音と共に崩れました。

静かに崩れた阿蘇神社、音を出して崩れた熊本城。この違いは素人の私にはよくわかりませんが石垣が関係するのかな?

 

阿蘇神社も熊本城も今は地震の影響で傷ついています。

でも、たくさんの人たちの力で復旧・復興に向けて動いています。

私たち人間は傷ついたものを直す力があります。先人たちもそうやって阿蘇神社も熊本城も直し守ってきました。

今度は私たちが直す番です。 みんなで支え合い、助け合い直していきたい。

 

願かけ石は触ることができました。

ちゃんと願かけしてきました。 

 

 

阿蘇神社
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1 

 

 

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復旧工事がはじまった阿蘇神社(1)

2016年11月17日 | 神社・仏閣

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阿蘇神社は熊本地震で楼門・拝殿が倒壊し、三つの神殿も破損しました。

地震直後、阿蘇神社の状況を知ったときは信じたくないという思いが強かったです。

熊本といえば、熊本城と阿蘇。このふたつが観光の拠点でもあります。

阿蘇を、そして熊本県内の守り神である阿蘇神社が崩れるなんて・・・。

 

(2016年11月3日撮影)

全国的にも珍しい横参道。

鳥居は大丈夫でした。よかったぁー。

 

 

石灯篭や石玉垣も倒れていません。

正直、これにはびっくりしました。

熊本市内の神社の多くは燈籠や石玉垣が倒れましたので、ここも覚悟していました。

でも、どれも大丈夫した。燈籠とか石玉垣って崩れやすいのに、ここは本当に耐えました。すごいです。

 

 

 

 

 

 

11月1日から本格的な復旧工事が始まりました。

これに伴い境内には入れないと勝手に思い込んでいましたが、工事中ですが中に入ることができ、近くで作業風景を見ることができました。

見ていいのか、見ないほうがいいのか・・・。正直葛藤もありましたが、やはりきちんと自分の目で見て、この光景をしっかり焼きつけておこうと思いました。

今後、たくさんの方々の力によって、阿蘇神社も復興します。その日を楽しみに今後もお参りに行きたいと思います。

  

阿蘇神社
熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1

 

 

 

 

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本妙寺、清正公浄池廟の今(2016年10月26日)(4)

2016年11月08日 | 神社・仏閣

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昨日のつづきです。本妙寺は今日で一旦終わりとなります。

最後は当然ですが清正公の銅像です。

 

さあ、300段登ります。

あっ、当然ですが翌日は筋肉痛になりました(^^;;

でも、翌日ですからね。翌日。←ここをしっかり強調したい(笑)

(こんなだらしない私を見て、清正公はきっと、『しっかりせい!』『もっと鍛えろ!』と天から激を飛ばしているでしょうね。)

 

先客が清正公と対面。

そして、ここで鍛えている人も・・・。

こういう光景は地震前と変わらず。

 

 

 

今は直りましたが、地震で槍が折れました。

熊本地震  清正公の銅像、やり折れる…熊本の菩提寺(毎日新聞)

でも、胸が熱くなる出来事が・・・。それは後ほど。

 

 

ちゃんと槍を持っているでしょ。

もうこれで大丈夫です(^○^)

 

熊本城もばっちり見えますよー

やっぱり、ここからの景色は最高。

この日は曇り空でしたが、天守閣がしっかり見えました。

 

 

 

銅像の後ろに『御銅像再建の記』があります。

ここに書いてあることを簡単に要約しますね。

清正公銅像は昭和10年、清正公の三百二十五遠忌を期に建立されました。でも、戦争で銅像は供出。

話しは名古屋城に飛びます。空襲によって焼失した名古屋城を、昭和32年株式会社間組が復元することになりました。

それに伴い、間組の神部社長は本妙寺より清正公の尊霊をお迎え奉り、朝晩祈願したそうです。これにより無事工事は完了。

この時、衆議院議長の松野氏は本妙寺の僧侶を伴い、間組の神部社長に清正公像の復元を懇請すると、神部社長は銅像一体を寄進されました。

 

この話しだけでも、どれだけ神部社長が清正公を尊敬し慕っているのがよくわかるんですが、これが現在も株式会社安藤・間に生きています。といいますのも、今回の地震で清正公像の槍は折れましたが、その修復を寄進という形で株式会社安藤・間が行ったそうです。

株式会社安藤・間は安藤建設と間組が合併した会社です。旧間組は名古屋城の復元、清正公像の復元で清正公に深く関わっていますが、旧安藤建設は関係ありません。それなのに・・・。寄進による復元とは本当に心温まるお話しで感動しました。

 

清正公が亡くなり、400年以上になりますが、今も清正公はたくさんの人々の心の中で生きています。

清正公が縁で多くの繋がりが広がり、それが今後の復興の大きな力になることでしょう。

 

本妙寺
熊本市 花園4-13-1

 

 

 

 

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