むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

お目付け役

2009年03月26日 12時31分15秒 | Weblog
24日夜、オバマ大統領の2回目の記者会見がホワイトハウスであった。
生のテレビ中継では聴きとれない部分も多く、もう1度ネットでチャレンジ。
少しだけ聴ける部分が増えたけれど、悲しいくらいにまだ頭がついていかない。

映像を見ていると、やっぱりいた!
大統領のお目付け役の女性記者、ヘレントーマスさんだ。
とても88歳とは思えない眼光の鋭さ。
プロフィールを見ると、大学を出てから務めた新聞社は解雇され、40歳になってから大統領取材を始めたらしい。
以来50年近く。今は、孫くらいの年の大統領や記者のやり取りをじ~っと監視している。

にらまれたら怖そうだ。
「あんた、甘えたことばかり言ってんじゃないわよ」と。

強きを助け……

2009年03月26日 00時31分06秒 | Weblog
「弾道ミサイルが飛んでくる」
日本の各新聞社、テレビが一斉に恐怖をあおり、北朝鮮バッシングを強めている。
あの国に全くシンパシーはないけれど、北朝鮮が「人工衛星の発射」だと主張し、まがいなりにも、国際機関にも登録する中、果たしてミサイルと決めつけていいんだろうか。
宇宙開発の権利はどこの国にもある。
国連安保理決議に違反しているかどうかの解釈は微妙で、外務省も当初は歯切れが悪かったという。


あれだけ弱い国が、本気で日本の領土にミサイルを撃ち込むだろうか。
そうなれば、国が存続できなくなることはわかっている。
そんな弱小国を孤立させることで、800万人ともいわれる飢餓人口はますます増えていく。


イラク戦争の時も、「イラクが大量破壊兵器を持っている」という米国の論理に乗っかり日本の大半のメディアは戦争を支持した。
米国の矛盾は何も問わず、弱い国は徹底的にたたく。
強い違和感を感じる。


  ×   ×


話変わって……。
高校、大学の受験シーズンが終わり、再出発の春が近づく。
今年の大学受験では、地方の公立校の躍進が目覚ましいらしい。
公立高出身者からすると、どうしてもうれしくなってしまう。


職場の先輩や同業者とつきあう中で、「優秀」とされながら、かな~り目線が高い記者に会うことがある。
それでいて、強いものには結構弱い。
何のための記者の仕事?と考えてしまう。

少ない経験の中で、たまたまかもしれないけれど、そうした人って、私立中高一貫校から超高偏差値大学を出た人が目立つ気がする。
学力だけでなく、経済力でも輪切りにされた中で、自分たちが普通と思ってしまい、周りが見えなくなる傲慢……。


たぶんほ~んの一部の例外の人なんだろう。
けれど、「偏差値の無駄遣い」って、なんだか痛々しい。