むすぶ つなぐ

「悪の枢軸」とされる国から思いつくまま……。

安かろう

2009年03月10日 00時51分24秒 | Weblog
服でも靴でも、ランチでも……。
価格が守られている本や新聞以外、すべての物の値段が下がっていく感じ。

最近、柄でもなく、通りがかりにたま~に花屋をのぞく。
買わなくても、ボーっと見ているだけで、意外に楽しい。
チューリップやガーベラのほか、今なら淡い色のスイートピーがきれい。
「春い~ろの汽車に乗っ~って……♪」
当時はバカにしていたけれど、やっぱり名曲だなあ。


花の値段をみると、なんだか結構安いことに気づく。
そして、花の原産地は世界に広がる。
近ごろ、関空経由で入るアフリカ産のバラが急増しているらしい。
ケニアやエチオピアなど、遠くから運ばれても、国産バラよりはるかに安い。

グローバル化に加え、世界経済危機でデフレ競争はさらに加速しそうだ。
安くて陳腐になったバラって、果たしてもらってうれしいんだろうか?とも考える。
国際的な値下げ合戦は、最後はだれも幸せにしない気がする。