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「女性宮家問題」について「パブリックコメント」が始まりました。

2012-10-25 13:16:49 | その他

■政府による、「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理」に対する、パブリックコメント(国民の意見を公募)が開始されました。

■政府は、来年の通常国会に「皇室典範改正案」を提出する見通しが高まっています。

■このままでは、歴史上初めて、一般の民間人男性が皇室に入る、「女性宮家」が創設されてしまいます。これは、日本の将来を左右する大変な危機です。

■万世一系の伝統を守るため、国民の声を政府に届けましょう。

■パブリックコメントは多数お送り下さい。一通に複数の意見(項)目について書いても、一件として処理されます。一意見(項目)につき一通をお出し下さい。
(4項目ありますので4通以上お願い致します。)

■以下は、皆様からよせられたご意見です。ご参考(例文)にして下さい。(募集要項は下にあります。)

〈項目1〉「女性宮家」創設案に反対します

例文①歴史上初めて、皇室に一般の民間人男性を入れることになり、将来、外国人男性が入ってくることも否定できません。皇室の将来に重大な影響を及ぼす、「女性宮家」に反対します。

例文②「女性宮家」創設は、国民に全くなじみのない、例えば「鈴木さん」「田中さん」などの民間人男性が、結婚を介して皇室に入ることになり、この様な事は歴史上一度もありません。「女性宮家」に反対です。

例文③歴史上一度もない「女系皇族」を誕生させ、女系天皇への道を開くことになるので、「女性宮家」創設に反対です。

例文④皇位継承権のない女性皇族を宮家の当主にすることは、新しい「身分」をつくることになり、憲法上問題があり、「女性宮家」に反対します。

例文⑤「宮家」の役割は、皇統の危機に備えることにあります。皇位継承権のない「女性宮家」は、意味がありませんので、反対です。

例文⑥政府の論点整理のまとめ方は、「女性宮家」の選択肢しかないような、作為的内容で、認められません。

例文⑦「女性宮家」は、皇位継承問題と切り離せない問題です。切離して検討するのは問題があります。この案に反対です。

例文⑧この案だと女系皇族の誕生につながります。女系天皇は万世一系の皇室の伝統を否定するものです。皇統がここで断絶します。認められません。

例文⑨お子様は結婚後、皇族の身分を離れるようにするのであれば、親子を「身分」で引き離し、別々に扱うことになり問題が多すぎますので、反対です。

例文⑩この案は、女性皇族だけが皇室の系図に入り、配偶者とお子様は民間人として戸籍が作成されることになり、親子と夫妻の籍がバラバラになるのは問題です。この案に反対です。

例文⑪お子様を皇族にしない「一代宮家」創設案は、制度設計上問題があり、皇室の将来に深刻な禍根を残す。

〈項目2〉「尊称案」に賛成です

例文①女性皇族が、ご結婚後も生き生きとご活動を続けていただくためには、「尊称保持」がふさわしい。

例文②皇位継承の伝統を守りつつ、皇室活動の安定的維持を図るには、女性皇族が結婚後皇室を離れても公務を続けていただける「尊称案」を支持します。

例文③「尊称案」は、明治の皇室典範第44条の前例をモデルにした、歴史の知恵を生かした案だと思います。

例文④皇位継承にかかわらず、女性皇族の婚姻後も公務を継続して頂く事は、「尊称保持案」で解決できます。

例文⑤民間の世界でも、身分に関係なく果たしてこられたご経験を生かして、特別の立場から継続して役割を果たしていただく「名誉教授」「名誉会長」があります。「尊称案」の実現を望みます。

例文⑥元皇族の方が、結婚後皇籍離脱しても、称号を持つことで、内親王や女王としての皇族の御活動に参画することができる「尊称案」に賛成です。
例文⑦「尊称案」は憲法に違反しません。尊称保持を法律で明記すれば問題ありません。

〈項目3〉「国家公務員案」に反対します

例文①女性皇族を結婚後、国家公務員化するなど、ヒアリングのどこにも提唱されていません。櫻井よしこ氏が「政府の論点整理は、論点捏造であると」指摘しているように、取りまとめ方に問題があります。

例文②政府はヒアリングの意見を勝手に捻じ曲げ、新たな検討対象を創るのは世論操作です。

〈項目4〉旧皇族の男系男子の方の皇籍復帰に賛成です

例文①有識者ヒアリングでは「旧皇族の男系男子の皇籍復帰」に半数が支持していました。検討すべきです。

例文②政府は、皇位継承と切り離すと断定したが、皇位の安定的性の為にも、旧皇族の復帰を検討すべきです。

例文③皇位継承の問題は、国家の基本にかかわる。皇室の伝統を踏まえた旧皇族の皇籍復帰を検討すべきです。

例文④現在の皇室に若い世代の男子皇族が少ないことが問題。皇統の血筋をひく元皇族の男性皇族の方々に、皇籍に復帰して頂くべきです。

例文⑤総理も、男系の歴史を重く受け止めると語っており、元皇族に復帰して頂く方策を求めます。

【募 集 要 項】

1、意見募集対象
「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理」
2、意見提出期限
平成24年12月10日(月)必着(郵送の場合は同日消印有効)
3、意見提出方法
(1)電子メール goiken.ronten@cas.go.jp
添付ファイルは利用せず、メール本文に直接御記入下さい。
(2)郵送の場合 〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣官房皇室典範改正準備室 「意見募集」係 宛
(3)FAXの場合 内閣官房皇室典範改正準備室 宛 FAX.03-3581-9826
TEL.03―3581―4584 (問い合わせ先)
●電子メール及びFAXの場合は題名に、郵送の場合は封筒の表面に、「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理に対する意見」御記入ください。


【意見提出要領(記述順)】

1 「皇室制度に関する有識者ヒアリングを踏まえた論点整理に対する意見」
2 項目名(上の4つの項目から選ぶ)
3 項目ごとの例文を参考に意見を一つ書く
4 氏 名
5 住 所
6 職 業 
7 電話番号(個人情報の為無記入も可)