Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

少し古いネタでTOMIXの583系 N1・N2編成・床下黒色セットの話

2019-12-01 22:26:08 | 鉄道模型-特急・急行形

ようこそお運びいただきまして、ありがとうございます。

毎度おなじみ、Kボーイでございます。

気づいたらこのブログも開設から10周年を迎えました。開設当時に比べれば記事の質も大幅に上がったと思いますが、まだまだ修行中です。もっと読みやすい、わかりやすいブログを目指して精進いたします

さて、今日のお話は、


TOMIXの583系N1・N2編成・黒色床下セットのお話です

入線記事を書いてから少し時間が経っておりまして、今回はその修正版になります


模型は2016年10月に発売されたものです。

2017年4月に惜しくも引退した秋田車両センター所属の583系N1・N2編成、その最終形態である床下黒色仕様をNゲージ化したものです。実車の床下が郡山仕様のグレーから、一般的な黒色に戻ったのは2016年1月の事。ですから、わずか1年3カ月間の姿になります。

ちなみに秋田駅基準で
上野方3両(クハネ-8、モハネ-106)がN1編成、
青森方3両(クハネ-17、モハネ-100)がN2編成です



(実車 京葉線市川塩浜駅 2016年7月16日)

◎模型の概要
またいつものように模型の概要からです。

◎製品名:品番98608「JR 583系電車 JR東日本N1・N2編成・床下黒色セット」


(車両セット中身)

◎車種構成
●クハネ583-8
●モハネ582-106
●モハネ583-106
●モハネ582-100(動力車)
●モハネ583-100
●クハネ583-17

◎主な仕様
●足回りが黒色になった姿を再現
●前面貫通扉跡の縦筋や側面非常口の縁取りが埋められた姿を再現
●モハ582形のパンタグラフは、すり板先端がパイプ状のタイプ(PS16HR)を採用
●ヘッドマークは「わくわくドリーム」取り付け済み、交換用に「臨時」が付属
●車番は印刷済み

◎付属品
●特急シンボルマーク
●床下用ランナーパーツ(トイレタンク/スノープロウ)×2
●屋上用ランナーパーツ(ホイッスル/アンテナ等)
●交換用トレインマーク(臨時)

付属品の内、列車無線アンテナと常磐無線アンテナの取り付けは、例によってユーザーがドリルで穴を開ける必要があります。ドリル刃は0.5mmです

穴あけ用の治具は付属しますが、581系用も同じランナーにあるので、取り違えをしないように注意しましょう

(アンテナ取付見本)

それにしても、実車に常磐無線アンテナが残置してたなんて、知らなかったね


(青森駅での実車の屋根、確かに常磐無線アンテナがありますね)

概要は以上です

◎模型の細かいところを見る
また模型の細かいところを見ていきましょう。

まずはお顔からです。


貫通扉の縦スジが埋めれた姿が特徴的ですね。
ライトは腰の方は明るいですが、おでこは暗いです。聞くところによるとプリズムの設計が電球時代のもので、LEDとは相性が悪いようです

なんかスカートが浮いてように見えますが、それは床板が反っているせいです。

KATOの583系と比較してみましょう。


KATOは原型ですので、もちろん貫通扉があります。
色を見ますと、クリーム色は両社でさほど違いがありません。青色はTOMIXが暗めで藍色に近くで、KATOが原色青に近いです。

実車を昼に見るか、夜に見るか。という解釈の違いなのかなと思っています

クハ583形を斜め横から見てみます。


業務室(方向幕右側の窓部分)にある非常口が埋められています。

また方向幕や窓のHゴムが黒色であることもポイントです。濃い青色ボディに黒のHゴムって目立たたないよね。



(比較用に国鉄仕様のKATO)

以下側面全体です。

(クハネ583-17の側面)



(モハネ582-106側面)



(モハネ583-106の側面)

車両を上から見てみます。


屋根色は暗すぎず、明るすぎずの絶妙な灰色です。



(モハ582形の屋根上)
パンタグラフは、すり板先端がパイプ状のものです。



(断面一杯のモハ583形妻面と、対照的な低屋根のモハ582形妻面の比較)


(中間車の非常口も埋められています、奥は原形のKATO製)

細かい所は以上です

◎車両紹介 
最後に車両紹介をいたします。



1号車 クハネ583-8 
上野方先頭車です。
床板が反っているようで、運転台側のスカート部分がなんか浮いちゃってます



2号車 モハネ582-106 
パンタグラフ付きの中間電動車です。パンタグラフは、すり板の先端がパイプ状のタイプです(品番0263 PS16HR)。

実車は2丁ある内の、青森方パンタのみ上げて走行していました



3号車 モハネ583-106 
パンタグラフのない中間電動車です。主抵抗器はコチラにあります



4号車 モハネ582-100 
模型ではコチラは動力車です。



5号車 モハネ583-100
3号車の車番違いです。



6号車 クハネ583-17

青森方先頭車になります

車両紹介はここまでです

◎まとめ 
実車の最末期を再現した今回のN1・N2編成・黒色床下セットについて、お話をしました。実車の活躍期間はごくわずかですが、お馴染みの京葉線筋はもちろんのこと、大阪にも行ってるので組み合わせ可能な車両は沢山あると思います。

ただ、「遊べる車両」ではありますが、模型としては運転台上部のライトが暗いとか、床板が反っているなど、若干難有りな製品でもあります。これはN1・N2編成に限らず、TOMIX 583系全体の問題でして、いつかこういった欠点を改善される日がくるでしょうか。



(2016年尾久車両センター公開での一コマ)

 以上です

この先は修正前の状態

今みたいに読んでもらおうなんて
さらさらない時代のものですね




Kボーイです

さて、今月はご機嫌な模型が発売されました

TOMIXのJR583系(JR東日本N1・N2編成・床下黒色セット)を買いました

プロトタイプは言うまでもなく秋田車両センター所属のN1・N2編成
2016年1月の検査時にグレーから黒色床下に戻った仕様です

団臨や臨時列車で活躍しますが
やはり花形運用は「わくわくドリーム号」でしょうか?

レビューという程の記事ではこざいませんが
少しお付き合いくださいまし

以前のグレー床下の製品は「あいづ」のイラストでしたが
今回は「わくわくドリーム号」変化しています


製品構成はTOMIXのハイグレード仕様製品と同様に
特急シンボルマーク、台車用スノープロウ、トイレタンク、アンテナ類および
交換用ヘッドマーク(臨時)が付属

違うのは車番が印刷済みなので転写シートがないことです



現物を見て感じることは、青15号が暗いこと
夜をイメージしてのことかな
同社の115系300番台豊田車両センター仕様ぐらいで良いのに
でも塗装の仕上がりはバッチリ
何故115系300番台は塗装に失敗してるのか、と疑問に思う


KATOの583系と比較してもクリームはともかく青が違いますね


国鉄仕様の583系と比較すると、まず異なるのが


前面の貫通扉のスジが埋められた姿を再現しています
そのスジ自体は、貫通扉がとっくの昔に溶接され開閉不可だったのを
2011年の検査時に開閉できるかのように見せようということで入れたものです

しかしながら実車、特にクハネ583-17については

うっすら跡が残っています

そして、もう一つ異なるのが

業務室の非常口を埋めた姿を再現している点です
グレー床下仕様では非常口が残っていたので
新規に金型を製作したのでしょう


こういうの苦手
JR仕様にしかならないのに
無線アンテナを自分で穴を開ける仕様は
こんな高価な模型にそれはないと思う

それにしても説明書には
『同編成は2016年(平成28年)1月の検査時に床下機器が黒色に戻され、
さらに貫通扉のスジや非常口などは埋められました。』
とあるけど

てっきり非常口は仙台時代に埋めていて、あれは溶接跡と思っていたが
果たして?


以上です

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Nゲージで落とし噺 | トップ | 週末の雑談話、模型も少しだ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kyukotokkyu9190)
2019-12-02 06:20:50
ブログ継続10年、お疲れ様です。素晴らしいですね。
返信する
Re: (Kボーイ)
2019-12-02 22:34:11
kyukotokkyu9190様、コメントありがとうございます。

お褒めの言葉を頂きまして、非常に光栄です。

10年前に事を思うと、若造だったなあと思う一方で、思ったことを漫然と書いていたという点では純粋でしたね。

これからも良い記事を書けるように努力を続けてまいりますので、どうぞ御贔屓に。
返信する

コメントを投稿

鉄道模型-特急・急行形」カテゴリの最新記事