今日は土日のGⅢを2つ検討してみます。長くなるので、いつもよりも簡略形です。毎日杯は皐月賞にぎりぎり間に合いますが、かつてのテイエムオペラオーやアルアインのようにここを勝って皐月賞を制する馬がいるのか、あるいは、5月のNHKマイルで主役をはるのか。わりとレベルの高いメンバーが揃った感じです。
1)前走(ステップ)
共同通信杯、アルメリア賞、つばき賞が好ステップで、ネブラディスク、ウォータークラークが該当します。
2)血統
以前は父系はサンデー系(特にディープインパクト)の天下でしたが、近年はミスプロ系やロベルト系が好走しています。木金の雨の影響が残って馬場が悪いと、母系のノーザンダンサー系が活躍しそうです。キングノジョーやリラエンブレム、ウォータークラークあたりは好配合です。
3)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 上位人気馬が堅実
② キャリアの浅い馬が優勢
:4戦以内(特に2戦の複勝率58.8%)
③ 近年は前走1着馬が活躍
浮上するのはファンダムとリラエンブレムです。
☆ 結 論
ここはファンダムとリラエンブレムの対決ムードが濃厚です。時計的には前者ですが、馬場が悪いと差はないかも知れません。個人的にデビュー時から注目している馬なので、ファンダムを中心に考えています。馬券的には3着馬が焦点でしょう。一番手はネブラディスクで、キングノジョーがその次、あとは、エコロディノスとガルダイアが間に合うかどうかで、ウォータークラークとアスクシュタインは届かないのでは、といった感じがします。まとめると、
◎ファンダム 〇リラエンブレム ▲ネブラディスク △エコロディノス……
で、さすがにここは堅く収まると思うのですが、どうでしょうか。
つづいて、日曜中山のマーチSです。ハンデ戦だけにこちらは波乱必至の様相です。
58キロ以上の実績馬よりも、56・57㌔あたりの次位ハンデの馬たちが主役となるレースです。57㌔ならばハビレ、ホウオウルーレット、ロードクロンヌあたりが台頭してきそうですが、57.5㌔のスレイマン、ブライアンセンス、ブレイクフォースらも要注意です。
2)前走(ステップ)
総武S、ポルックスS、東海Sが好ステップです。ヴァンヤール、ハビレ、キタノリューオー、ピュアキアンが該当します。
3)性齢
5歳 vs 6歳で、4歳馬は劣勢です。となると、4歳のロードクロンヌとハビレよりも、ホウオウルーレットかブライアンセンス、ブレイクフォースの方が適合的で、あとは7歳馬です。
4)血統
おそらく良馬場のレースにはならないと思われるので、重ダートに合う血統を探りたいところですが、正直よくわからないので、(血統に関係なく)重実績のある馬を挙げてみます。ヴァンヤール、コパノニコルソン、ストライク、スレイマン、ハビレ、ホウオウルーレット、ロードクロンヌあたりは合いそうです。
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 下位人気馬にチャンス
:過去31回で①人気馬はたった5勝。
② 6歳以上馬が波乱の立役者
③ 前走のクラスや格は無関係
:配当的な狙い目は前走重賞負けの下位人気馬
前走で重賞(地方含む)負けしている組に注目すれば、スレイマン、ペイシャエス、ホウオウルーレット、ミッキーヌチバナは要注意です。
6)宮田式バイオリズム◎
・ストライク 2・4・0・7
・スパイダーゴールド 4・2・0・7
・ロードクロンヌ 4・0・1・4
☆ 結 論
やるたびに順番が入れ替わりそうなメンバーです。難解ですが、中心馬はブライアンセンスです。昨年①人気で6着に沈みましたが、ハンデは手頃で、重馬場を苦にしませんし、前走の抜けだしぶりから、去年の雪辱を果たせる感じです。相手の一番手はホウオウルーレットで、これは逆転まで見込んでいます。あとは、重馬場が合えばミッキーヌチバナ、ブレイクフォース、スレイマン、ヴァンヤールらもほとんど差はないでしょうし、59キロを克服できれば、実績上ペイシャエスも外せません。4歳劣勢のデータに従えば、ロードクロンヌとハビレはその次くらいですが、馬券圏内には入ってきそうです。
まとめると、
◎ブライアンセンス 〇ホウオウルーレット ▲ブレイクフォース △ハビレ……
ですが、これは当日の枠連の動きなどを注意深く追わないと、当てられない感じです。中位人気の馬たちから何が飛び出てくるか。何とか的中させたいですけど……。
ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。明日は追い切り情報を集めて、高松宮記念の好調馬の目星をつけてみます。よい週末を迎えられますように。
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