10/ 5(木) 重賞裏番組より

　またまた岸田さんネタで恐縮ですが、財務省の言いなりになってインボイスを強行する岸田さん（とその周り）、「増税メガネ」とか呼ばれるのがけっこう気になるらしくて、今度は「減税」するとか言い出しましたけど、その中身が問題で、法人税なんか「見直し」したって、その分、一般国民の給料が上がるわけがありません。企業の内部留保（引当金とか）は増えるかも知れませんが、賃金に還元されないのは、過去にもう証明済みです。解散総選挙をするんだか何だか知りませんが、とりあえず「バラ撒き」しときゃいいだろう式の発想（しかも一般国民にではなく（大）企業に対して）では、支持率が上がるどころか、今度は「法人減税〇ソメガネ」とか言われるのがオチじゃないですかね。いやはやです。　

　さて、今日は今度の中央競馬三日間開催の重賞「裏番組」から、ねらいのレースをざっと拾ってみます。順番にいきますと、土曜に東京競馬場で2歳重賞のサウジアラビアRCがありますが、これはボンドガールとシュトラウスの二強にゴンバデカーブースが（これはイランにある塔の名前らしいのですが、発音が難しいですね）どこまで迫れるかといった構図と見ていて、今のところは馬券的妙味はイマイチです。むしろ「裏番組」の京都11Ｒ藤森Ｓ（op 1200ダート）の方に触手が動きますんで、まずはこちらから。

藤森ステークス【2023年10月7日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

※今年からopになったもので、過去は1600万条件戦でした。「過去10年のデータ」は参考までに。

藤森ステークスの過去10年データ、好走馬一覧（2023年10月7日京都11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

　過去のデータから傾向を把握できませんので、オーソドックスにopで好走している馬たちの良馬場の持ち時計を比較してみます（該当するデータのない馬の＊は良1400ダートの時計です）。

・牡6サイクロトロン　　　58　23/01/15中山　ジャニュアリＳ　58　⑨2着　1分10秒2　36.5

・牡5サトノテンペスト　　57　22/12/10阪神　１勝Ｃ　　　　　57　①1着　1分11秒1　35.6

・牡4サンライズアムール　57　22/10/22阪神　２勝Ｃ　　　　　55　①1着　1分10秒7　36.1

・牡6スナークダヴィンチ　57　23/01/15中山　ジャニュアリＳ　57　⑤4着　1分10秒2　35.6

・牡3スマートフォルス　　56　23/09/09阪神　エニフＳ　　　　55　②2着　1分24秒6　37.8＊

・牝4タガノクリステル　　56　22/10/30阪神　２勝Ｃ　　　　　53　①1着　1分24秒0　37.2＊

・牝4チェイスザドリーム　56　23/08/20新潟　ＮＳＴ賞　　　　55　③2着　1分11秒3　37.2

　持ち時計上位のスナークダヴィンチは、前走距離を1400に延ばして⑤12着と大負けしていますので、休養をはさんだ今回は巻き返してきそうな感じです。

　宮田式バイオリズムのよい馬も見ておきましょう。

〇エリモグリッター　　　　4・4・1・20

〇カルネアサーダ　　　　　4・6・1・8

〇チェイスザドリーム　　　5・2・0・4

　馬体重があまり増減していないことを祈って、チェイスザドリーム中心の見立てです。勝つまではどうかと思いますが、序盤で競る展開にならず、楽に先行させてもらえれば、最後の直線を向いても他の人気馬たちと遜色ない脚を使って粘り込めるのでは、と期待しています。相手は、スナークダヴィンチほか、持ち時計上位で上に挙げた馬たちでしょうか。

　つづいて、日曜京都11ＲのオパールＳです。これはハンデ戦で荒れそうです。

夕刊フジ杯オパールＳ【2023年10月8日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

夕刊フジ杯オパールステークスの過去10年データ、好走馬一覧（2023年10月8日京都11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

　長くなりそうなので、過去のレース傾向から、簡略にポイントを挙げると、前走はスプリンターズＳのトライアル戦を使った組、血統は父がダイワメジャーかロードカナロア、性齢は5歳優勢、牝馬が半数以上、斤量は55㌔以下（近年は51・52㌔の軽量馬優勢）といったところです。あと、宮田式バイオリズム◎の馬を挙げておきますと、

〇54　　牝4　カルネアサーダ　　　　　4・6・1・8　*藤森Ｓにも登録あり

〇57.5　牡4　ジャングロ　　　　　　　4・2・1・4

〇54　　牝3　シングザットソング　　　2・0・1・4

〇53　　牝4　スリーパーダ　　　　　　3・2・0・6

〇56　　牡3　タマモブラックタイ　　　3・1・0・5

〇54　　牝6　トキメキ　　　　　　　　4・3・6・18

〇53　　牝4　ファロロジー　　　　　　4・1・1・13

〇52　　牝3　ムーンプローヴ　　　　　2・1・0・4

〇54　　牡5　メディーヴァル　　　　　4・4・5・14

〇56　　牡3　ロンドンプラン　　　　　2・0・0・3

　ねらいの中心は3歳牝馬のムーンプローヴでしょうか。前走の函館SSでは一線級のスプリンター相手に⑨9着と歯がたちませんでしたが、ＧⅠ桜花賞後の休み明けで馬体重も14㌔増でしたから、情状酌量の余地はありそうです。1200で父モーリスというのがやや引っかかりますが、斤量52㌔なら、同じ3歳のシングザットソングと2㌔の差がありますので、有利は有利だと思います。相手で怖いのは、好調の6歳牝馬、トキメキとボンボヤージでしょう。

　最後に、月曜の東京11ＲグリーンチャンネルＣは、3歳のペリエールとオメガギネスが古馬の有力どころとどこまで戦えるか注目しています。

　ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。これから急な用事で出かけなければならなくなりましたので、このあたりで。今日が穏やかな一日であることを祈ります。