8/27(火) 新潟記念の展望

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　今日は夏の新潟の最終週を飾る名物戦の新潟記念を検討してみます。ここ5年は①人気が馬券にならない、いわくのハンデ戦です。当日は台風10号は過ぎていると思いますが、馬場は良まで回復しきれていないかも知れませんので、そのあたりを測りながら、有力馬を見つけていこうと思います。過去10年の3着以内馬の傾向は以下のとおりです。

 

新潟記念【2024年9月1日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

農林水産省賞典 新潟記念の過去10年データ、好走馬一覧（2024年9月1日新潟11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1）斤量（ハンデ）

※（　）内は今回の該当馬 

　・５８㌔　　　　　2頭

　・５７．５㌔　　　2頭

　・５７㌔　　　　　5頭（キングズパレス）

　・５６．５㌔　　　1頭

　・５６㌔　　　　　6頭（アスクワイルドモア　セレシオン　バラジ）

　・５５㌔　　　　　4頭（ジューンアヲニヨシ）

　・５４㌔　　　　　6頭（エーデルブルーメ　シンリョクカ）　

　・５３㌔　　　　　3頭

　・５２㌔　　　　　1頭

　 

　去年58㌔のユーキャンスマイルが2着に来たとはいえ、傾向的に最重量馬と最軽量馬は不利は不利で、54～57㌔の斤量から軸馬選びをするのが「常道」でしょう。となると、前走七夕賞でレッドラディエンスに同斤量で2着に敗れたキングズパレスが、今度は1.5㌔差を味方に逆転の期待が膨らみますが、どうなるでしょうか。

 

2）前走（ステップ）

※（　）内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順

　〇小倉記念　　　　6頭（ファユエン⑤8着）

　〇函館記念　　　　3頭（※該当なし）　　　

　〇七夕賞　　　　　3頭（レッドラディエンス②1着　キングズパレス①2着）　　　

　〇天皇賞・春　　　2頭（ゴールドプリンセス⑬9着）

　〇東京優駿　　　　2頭（※該当なし）　　　　

　〇ジューンＳ　　　2頭（※該当なし） 

 

　前走との間隔では、中3週と中6・7週が多く、前者は今回該当がなく、後者が七夕賞が相当します。ただ、全体の傾向としては中3・4ヶ月あいた馬が意外に好走しているので、この4・5月にレースを走った久々の馬をむしろ積極的に狙うべきかも知れません。

 

3）性齢

　〇3歳：3頭　 〇4歳：9頭　 〇5歳：9頭　〇6歳：4頭　　〇7歳以上：5頭

／〇牝馬：1頭　〇騸馬：0頭

　　　　

　4・5歳が中心ですが、牝馬はやや不振です。優駿牝馬（オークス）3着のライトバックら、今回は牝馬の出走が目立ちますが、シンリョクカともどもデータ的にはあまり推せない感じです。はたしてどうでしょう。

4）血統

　近年は良馬場での競馬が続いているので、馬場が悪くなった場合にどうなるかは難解ですが、従来通りならキングカメハメハの血脈が顔を出す傾向です。これに重馬場適性をふまえると、ワンパターンですが母系のノーザンダンサー系をマークしておくべきかなと思います。このあたりで該当馬をピックアップすると、

※サンデー系＝　　、ノーザンダンサー系＝　　、ミスプロ系＝　　、

　ナスルーラ系＝　　、ロベルト系＝　　

 

　・キングズパレス　　：父キングカメハメハ(Kingmambo)／母父Dabawi(Seeking the Gold系）

　・シンリョクカ　　　：父サトノダイヤモンド(ディープインパクト)／母父キングカメハメハ(Kingmambo)

　・ゴールドプリンセス：父ゴールドアクター(スクリーンヒーロー)／母父キングヘイロー(Lyphard系)

　・ジューンアヲニヨシ：父キズナ(ディープインパクト)／母父ノボジャック(Vice Legent系)

　・ライトバック　　　：父キズナ(ディープインパクト)／母父Exceed and Excel(Danzig系)

　・ラーグルフ　　　　：父モーリス(スクリーンヒーロー)／母父ファルブラヴ(Fairy King)

　

5）JRAホームページのデータ分析

　JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

（データ分析：新潟記念　今週の注目レース　JRA）

 

　① 前走上位馬（5着以内）から狙うのが基本

　② 中寄りの枠（4～6枠）は苦戦気味

　③ ハンデ56キロ以上がやや優勢

　④ 前走の格と距離2000を重視：ＧⅢ以下では上位人気必須

 

　浮上するのはキングズパレス、レッドラディエンスに次点でセレシオンといったところです。

 

6）宮田式バイオリズム◎　

　・アリスヴェリテ　　　　　4・7・4・4　

　・キングズパレス　　　　　4・10・2・3

　・ジューンアヲニヨシ　　　4・1・3・3

　・セレシオン　　　　　　　4・2・2・3　

　・バラジ　　　　　　　　　4・3・3・11

　・ファユエン　　　　　　　4・0・1・18

　・ライトバック　　　　　　2・0・2・1

　・ラーグルフ　　　　　　　5・1・1・8

 

7）結　論　　

　キングズパレス中心でいいのではないかと思います。新潟大賞典の2着があるように舞台適性も十分で、今回はデータの後押しを受けて初重賞制覇が近いと見ます。相手は、斤量58.5㌔のレッドラディエンスよりもセレシオンを上位にして、それから昨年5着のバラジと穴っぽい感じのするジューンアヲニヨシの順番でしょうか。レッドラディエンスやアリスヴェリテ、ライトバックらはその次以下と考えています。久々のラーグルフもいますが、58キロがどうでしょうか。シンリョクカは血統が不気味なので一応押さえまでで。

　ということで、

　◎キングズパレス　〇セレシオン　▲バラジ　△ジューンアヲニヨシ……　

 

でまとめておきます。

 

　本日もお読みいただきありがとうございました。台風の接近で土曜日は競馬ができるかどうか少し怪しくなってきました。海のコースを進んで被害が最小ならいいのですが。早いとこ過ぎ去ってほしいものです。今日もどうか無事な一日となりますように。