Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4/12(金) 今週の追い切り情報

2024-04-12 | 調教
 土曜のレース中に落馬した藤岡康太騎手が一昨日水曜の朝に亡くなったことを知り、衝撃を受けました。競馬関係者はみんな同じだと思います。去年の秋、ムーアの「代打」でナミュールに騎乗して見事に勝利したマイルCSの記憶はまだ鮮明です。先月は通算800勝を達成して、まだまだこれから見事な手綱さばきを見せてくれるはずでした。本当に残念でなりません。ご家族はじめ、関係者に心よりお悔やみ申し上げます。
 
 日曜はいよいよGⅠ皐月賞ですが、いまいちテンションも上がりません。普段どおりにやることが一番の供養と考えて、今日は、いつもどおり土日の重賞競走に出走する各馬の追い切り評価を集約してみます。評者の評価を点数化して平均を5つ満点で順に並べます。web上に評価情報を公開している皆さん、いつも利用させていただいて感謝しています。いいとこどりですみません。
 まず、土曜阪神のアーリントンCから。
 
 土曜 阪神11R アーリントンC 3歳GⅢ 追い切り情報 まとめ  
 ★★★★★ 5.0   
 ☆★★★★ 4.5       
  ★★★★ 4.0   ポッドテオ      アスクワンタイム
             シヴァース      
  ☆★★★ 3.5   ディスペランツァ   タガノデュード
   ★★★ 3.0   オフトレイル     ジュンヴァンケット
             タイキヴァンクール  チャンネルトンネル
             トップオブザロック       
 
 抜けた評価の馬はいません。一番手のポッドテオアスクワンタイムシヴァースが続き、ディスペランツァがその次くらいで、各馬の差は僅少です。個人的な中心馬のディスペランツァは、これなら狙いが立ちそうですし、アスクワンタイムも穴馬に加えてもよさそうです。週の初めに〇としたオフトレイルの評価を△に下げて、ポッドテオを〇評価に引き上げて臨もうかと考えています。
 
 続いて、日曜阪神のアンタレスSです。ケイアイパープル、テーオードレフォン、リキサントライの3頭はサンプルが少ないので、ここでは除外しました。 
 
 日曜 阪神11R アンタレスS GⅢ 追い切り情報 まとめ  
 ★★★★★ 5.0   
 ☆★★★★ 4.5   ヴィクティファルス    
  ★★★★ 4.0   ホウオウルーレット     
  ☆★★★ 3.5   サヴァ        ハギノアレグリアス
             ミッキーヌチバナ
   ★★★ 3.0   スレイマン
 
 一番手はヴィクティファルスで、人気になりそうなハギノアレグリアスは三、四番手くらいの評価順です。メンバー的に堅く決着しそうで、大荒れを期待するのはどんなものかと思いますが、一頭、上がり馬のスレイマンはこのメンバーに入っても相応に走るかも知れませんので、調教がまずまずのここは、相手から外さないようにします。あとは、芝からダートに替わるサヴァに適性があるかどうかでしょう。
 
 最後は、皐月賞です。ここは少し数値を刻んで順番をつけてみます。アレグロブリランテは他馬に比べてサンプル不足で一緒に評価しづらいのですが、平均すると★3.6くらいです。参考までに。
 
 日曜 中山11R 皐月賞 3歳GⅠ 追い切り情報 まとめ 
 ★★★★★ 5.0   
       4.8   レガレイラ
       4.6   ジャスティンミラノ
 ☆★★★★ 4.5  
       4.4   メイショウタバル
       4.2   ミスタージーティー  ジャンタルマンタル   
  ★★★★ 4.0   
       3.8   アーバンシック    コスモキュランダ
             シンエンペラー
  ☆★★★ 3.5  
       3.4   シリウスコルト    ダノンデサイル
       3.2   ビザンチンドリーム         
   ★★★ 3.0   エコロヴァルツ 
 
 一番手は牝馬のレガレイラで、これにジャスティンミラノらが続きます。人気どころでは、シンエンペラーの評価はまずまずですが、同厩舎ではミスタージーティーの方が上昇気配にあるようです。あと、前走毎日杯から間隔の短いメイショウタバルですが、引き続き好調を維持しているようです。個人的に差し勢で注目しているアーバンシックダノンデサイルはまあまあの出来なので、これならば相手に加えられるかなと思っています。コスモキュランダは前走弥生賞勝ちで外国人騎手のモレイラが騎乗します。何となく去年のタスティエーラの姿とダブりますので、侮れない一頭かなと思います。
 
 参考までに、上に名前のある馬たちの最終追い切り時計を並べておきます。
 ・レガレイラ      美浦 W(稍)83.8-67.9-53.4-38.3-11.3(馬なり)
 ・ジャスティンミラノ  栗東坂路(稍)    55.3-40.1-25.7-12.2(馬なり)
 ・メイショウタバル   栗東坂路(稍)    52.6-37.5-24.0-11.8(馬なり)
 ・ミスタージーティー  栗東坂路(稍)    53.3-38.8-24.9-12.3(馬なり)
 ・ジャンタルマンタル  栗東坂路(稍)    54.0-39.1-25.2-11.7(強め)
 ・アーバンシック    美浦 W(稍)    68.8-53.1-38.3-11.3(直強め)
 ・コスモキュランダ   美浦 W(稍)    68.6-52.8-37.9-11.9(馬なり)
 ・シンエンペラー    栗東坂路(稍)    53.6-39.3-25.3-12.3(馬なり)
 ・シリウスコルト    美浦 W(稍)85.2-68.9-54.1-39.0-11.8(馬なり)
 ・ダノンデサイル    栗東CW(稍)82.7-66.9-52.7-37.8-11.7(馬なり)
 ・ビザンチンドリーム  栗東CW(稍)86.4-70.8-55.6-40.1-11.6(馬なり)
 ・エコロヴァルツ    栗東坂路(稍)    54.9-40.0-26.0-12.9(馬なり)
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。平穏な一日を祈りたいです。

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