日曜の中京メインは京都記念です。2020年から大規模改修の工事に入った京都競馬場は、いよいよこの4月下旬にリニューアルされるので、一昨年から3回続いた別場開催はこれが最後となります。2021・2022年は阪神開催でしたが、雨の中で行われた昨年は12番人気アフリカンゴールドが勝って、1番人気のユーバーレーベンは5着に沈む大波乱となりました。今年は中京開催に替わりますが、どうなるでしょうか。
*中京ではなく阪神開催ですね。大変失礼しました。お詫びして訂正します。題字は修正できないのでそのままです。すみません。
出走メンバーを眺めると、まず、私を含めて多くの人が、これはエフフォーリアとドウデュースの二強対決では、と思うでしょう。二頭に続く三番手以下の馬たちと比べてみても、格のちがいは明らかです。しかし、両雄にも一時の盤石な強さは感じないので、他馬にもつけいる隙があるかもしれません。
エフフォーリアは暮れの有馬記念で5着に入り復調を感じさせましたが、去年は3戦して結局一度も連に絡んでおらず、この5着が最高でした。他方、ダービー馬のドウデュースは凱旋門賞に挑戦して19着に惨敗し、これが復帰初戦となります。フランスの極悪馬場を走った反動があるかも知れません。いずれも今週の追い切りで走り具合をよく見ておかないといけません。
では、逆転候補がいるのかと言えば、はなはだ心許ない感じはありますが、前走中日新聞杯を勝ったキラーアビリティや、日経新春杯3着のプラダリアの両4歳馬くらいしか先着できそうな馬が思い当たりません(私的には、もう一回プラダリアを追っかけたい気がしますが)。去年勝ったアフリカンゴールドやマイネルファンロンの「一発芸」に期待する手もありますが、馬場が極悪になるとか、何かないと、思いつきの域を出ないと思います。ということで、当日の中京の一日の流れ次第ではありますが、今の段階では、馬券はガチガチの本命サイドで二強のガチンコ対決を観戦する、というスタンスが適当だと思います。
となると、日曜の11Rは、馬券的には、中京・京都記念よりも小倉の北九州短距離Sの方が狙い目かも知れません。個人的に三場開催のときの小倉のレースには手が回らないので、だいたいは守備範囲の外なのですが、芝の1200で軸馬不在となると、ちょっと気持ちが動きます。
小倉の芝1200は、ビッグアーサー産駒でもいれば、迷わず決め打ちしますが、今回は該当馬がいませんので、「二番手」血統のリオンディーズ産駒狙いでもいいかなと思っています。該当するのは、5歳牝馬のアビッグチア、4歳牝馬ヤマトコウセイの二頭ですが、ヤマトはダートからの転戦で、実力のほどが未知数なので、狙っておもしろい存在です。あと血統面では、アドマイヤムーン産駒の(本当は母父がアドマイヤMの方がいいのですが)5歳牝馬マウンテンムスメも挙げておきたいと思います。他では、夏の新潟のアイビスサマーダッシュで3着に来た6歳ロードベイリーフも人気薄なら狙いです。もちろん、去年小倉でCBC賞を勝った4歳テイエムスパーダも、ハンデが軽かったからとはいえ、GⅢ勝ちした実績は相応に評価しないといけないと思っています。いずれにしても、これはかなりの混戦で波乱必至のレースです。
ということで、明日は土曜の狙いのレースを検討したいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。
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